ページID:3929更新日:2022年8月2日
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松くい虫といわれているマツの病気は、その大部分がマツの材線虫病のことです。
夏から秋にかけて、葉がなんとなく黄色っぽくなり、だいたい一ヶ月後には、樹冠全体が赤くなって枯れてしまい、春までには木自体が枯れて死んでしまいます。
松くい虫の被害にあったら、他のマツへの感染を防ぐため、かわいそうかと思いますが切り倒して燃やすか、薬を使用します。 これは、松くい虫の病気を媒介する虫を、処理するためです。
その虫が木から出てくる前に処理しなくてはならないので、五月までに処理をする必要があります。
松くい虫は基本的に弱った木がなる病気です。
人が風邪をひかないよう予防するのと同じように、まず予防することが大切で、予防方法も似ています。
松くい虫だけでなく、松や樹木の病気は沢山あります。
松くい虫以外の病気の可能性もありますので、まずは造園屋さんや樹木医などの 専門家にご相談する事をお勧めします。その上で、『これは?』と思うものがあれば、森づくり推進課までお問い合わせください。