トップ > 組織案内 > 林政部 > 峡東林務環境事務所 > 峡東林務環境事務所環境・エネルギー課 > 鳥獣保護・狩猟
ページID:104774更新日:2024年12月3日
ここから本文です。
鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律に言う「野生鳥獣」とは?
鳥類又は哺乳類に属する野生動物です。
野生の鳥獣は原則的には自然のままで、人の手が触れないようにすることが望ましいのですが、たとえば希少種の場合は、個体の保護がそのまま種の保護に繋がります。また、病気等で保護した鳥獣から、病気の原因を探ることで多くの仲間を救うことができます。
保護にあたり注意が必要となるのは、保護する必要の無い鳥獣を持ってきてしまうケースです。特に繁殖シーズンの5月から8月くらいにかけて、幼若動物を親の元から持ってきてしまう例があります。
一度人間の手に触れてしまうと自然に返すのは難しくなりますので、明らかに外傷等がある場合以外は、そっとしておくことも必要です。
例 散歩中、小鳥を見つけた。
例 庭先でへい死した獣を見つけた。
野生鳥獣の捕獲は原則として禁止されています。ただし、次の場合には捕獲することができます。
鳥獣による生活環境、農林水産業又は生態系に係る被害の防止目的、学術研究目的、傷病鳥獣保護目的など 目的、対象などにより許可権者(国、県、市町村)が違いますのでご注意ください。
山梨県内の山にはツキノワグマが生息しています。おとなしい動物ですが、人と突然出会った時には、驚いて攻撃してくることもあります。クマは力が強く、鋭い爪をもっているので、人の力では歯が立ちません。
狩猟を行うためには?
狩猟免許には、網猟免許(網(むそう網・はり網・つき網等)を使用する猟法)、わな猟免許(わな(くくりわな・はこわな・はこおとし等)を使用する猟法)、第一種銃猟免許(装薬銃・空気銃を使用する猟法)、第二種銃猟免許(空気銃を使用する猟法)の4種類があり、行おうとする猟法に応じた免許を取得する必要があます。
山梨県では、年2回狩猟免許試験を実施しています。
狩猟免許を取得すると免状の交付があり、取得した日から3年を経過した日の属する年の9月14日まで有効です。継続する場合は更新手続きをする必要があります。
実際に猟期(一般に11月15日~2月15日)に、狩猟を行うためには狩猟者登録の申請を行い狩猟者登録証及び記章の交付を受けなければなりません。
登録には、登録税、入猟税、手数料などが必要となります。
狩猟に銃を使用する場合は、都道府県公安委員会の許可が必要となります。
野生鳥獣の保護と適切な狩猟のために鳥獣保護区等が設定され、毎年『鳥獣保護区等位置図』としてハンターに配布されています。
どちらも狩猟が禁止されます。特別保護地区内では、一定の行為について許可が必要となる ことがあります。
銃器やわなを使用した狩猟が禁止されます。
管理され狩猟に供される区域で、入猟数制限等があります。
休猟区に設定されると3年間(県内では14年度からは2年間)は、狩猟が禁止されます。ただし平成19年度においては、山梨県内の休猟区でニホンジカ・イノシシの狩猟が特例的に可能となっています。
鉛散弾の使用が禁止されます。
狩猟鳥獣とは?
狩猟鳥獣は、野生鳥獣の中で環境省告示によって狩猟鳥26種類、狩猟獣20種類が定められています。
なお、メスキジ、メスヤマドリ、ウズラについては、捕獲禁止等の対象となっています。ご注意ください。
山梨県環境・エネルギー部自然共生推進課自然保護担当TEL055-223-1520
山梨県峡東林務環境事務所環境・エネルギー課(管轄峡東地域)TEL0553-20-2739
山梨市役所農林課TEL0553-22-1111
笛吹市役所農林振興課TEL055-261-2033
甲州市役所農林振興課TEL0553-32-5092
山梨県鳥獣センターTEL055-252-9161