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ページID:71686更新日:2017年5月30日
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索引
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
木の枝のような円い棒に彫りこみをいれて、それを器面に転がして模様をつけたものを押型文といいます。 代表的な模様は、山形文、楕円文、格子目文と呼ばれるもので、楕円文には、ネガティブなものとポジティブなものがあり、例えば、ポジティブな楕円文の場合は、丸い鉛筆くらいの太さの棒に、楕円を刻むと、土器面の文様が、盛り上がった楕円押型文になります。これとは反対に、楕円のまわりを刻むと、土器面では楕円が、くぼんだネガティブな楕円押型文になります。 下の写真は、八幡神社遺跡(甲府市宮前町6-43)から出土した押型文系土器の山形文と楕円文
ポジティブな楕円押型文土器
ネガティブな楕円押型文土器
関連遺跡トピックス→No.0207
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