トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県埋蔵文化財センター > まいぶん用語集 > まいぶん用語集_た行 > まいぶん用語集_叩き甕
ページID:71714更新日:2017年5月22日
ここから本文です。
索引
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
古墳時代初め頃(いまから約1,750年前)の煮炊き用の土師器(はじき:弥生土器の流れをくむ野焼きの土器)です。 特徴はその名の通り、土器を作る際に粘土ひもを積み上げた(巻き上げた)生乾きのときに、線を刻んだ羽子板のような板で表面を叩いて調整したもので、叩き目が文様のように残っています。 畿内(きない:奈良県・京都府南部・大阪府・兵庫県南東部)において、弥生時代中期(今から約2,300年前)から古墳時代初め頃にかけて作られた平底の甕で、山梨県内では数は少ない土器です。
滝沢遺跡(南都留郡富士河口湖町河口)から出土した叩き甕
叩き目のアップ 関連遺跡トピックス→No.0334
|