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ページID:71729更新日:2017年5月31日
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索引
あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
屋根を葺くときに使用する瓦の1つです。軒平瓦と呼ばれる瓦の1種で、豊臣秀吉の朝鮮出兵以降に国内で普及しました。 瓦当面(がとうめん:軒に面する部分)が逆三角形をしていて、雨水が滴(したた)るようなめずらしい形に作られた瓦で、甲府城では出土数が少なく、松本城と同じく限定的に使用されたと考えられます。また本丸周辺から出土していることなどから考え、権力の象徴として用いられたのではないかと考えられます。
県指定史跡甲府城跡(甲府市丸の内一丁目地内)から出土した滴水瓦
関連遺跡トピックス→No.0141 |