ページID:71988更新日:2017年6月13日

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まいぶん用語集_や行_有舌尖頭器(ゆうぜつせんとうき)

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世界的には、形をあまり問わず、とがった先端を持つ打製石器を「尖頭器」とよぶそうですが、日本においてはとくに槍先状の打製石器を尖頭器としています。

その中でも先端部と反対側に突起をもつものを『有舌尖頭器』とよびます。旧石器時代末期から縄文時代最初期にかけて多用されたと考えられ、両時代の文化的関連を考える上でも重要だとされています。

時代が古く、大型のものは見た目どおりに槍先として使われたと考えられますが、時代の新しいものには小型のものも現れ、石鏃と先駆けだともされています。

 

有舌尖頭器

平林遺跡(南巨摩郡身延町和田地内)から出土した縄文時代の有舌尖頭器

 

関連遺跡トピックス→No.0385

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