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富士の国 やまなしの魅力
山梨県は県土の約78%を森林が占める森林県です。四季折々に姿を変える美しい森林や、気軽に散策できる里山から本格的な山岳コースまで多様に楽しめる山々が魅力です。
県民の貴重な財産である恩賜林は、明治末期に相次いで発生した大水害の復興に役立てるよう、明治44年に明治天皇から御下賜されました。県土の約3分の1を占める県有林の基になっており、一般には「恩賜林」の名で呼ばれています。
県有林はFSC(森林管理協議会)の10の原則と56の規準に沿ったグローバルスタンダードな視点を付加し、持続可能な森林経営をさらに推進していくために、FSC森林管理認証を取得しました。(FSC®C012256)
豊かな自然環境に育まれた山梨県では、森林を生かした健康の維持増進のために「森林セラピー」を推進しています。あるがままの森林の中で自然と親しみ、学べる場、また郷土の原風景の再生を目指して県内12カ所に整備する「森林文化の森」をはじめ、県内3カ所の森林公園、秩父多摩甲斐国立公園内「三富川浦(西沢渓谷)」は、気軽に森林散策を楽しんでいただけるスポットです。山々に抱かれたやすらぎの温泉、全国に知られる名水など、豊かな自然があふれています。
山梨県では自然観察・体験や林業体験、ものづくりなど、森に関するさまざまなイベントや研修会を実施しています。また、東京・有楽町にある「やまなし暮らし支援センター」では、週末を山梨で過ごす二地域居住情報などの紹介と相談に応じています。
豊かな森は多くの産物も与えてくれます。きのこ類やくりなどの樹実類、たらの芽、わさび等の山菜類、木炭類、竹類など多くのものを育んでいます。これらの森の恵みは、地元の農産物取扱店などで販売しています。四季折々に姿を変える美しい景観を満喫した後は、ぜひ買い物も楽しんでみてください。