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留学生の就職活動の第一歩は、日本の就職活動を理解することです。日本の就職活動は世界の中でも独特な形式で行われています。日本の形式を知らずに活動しても苦労するばかりです。まずは日本の就職活動の特徴を知り、日本の採用形式にのっとって活動しましょう。
卒業予定の学生を一括で求人して、在学期間中に採用試験を行います。採用のタイミングは年に一度だけなので、採用の時期を逃すと就職が難しくなります。
多くの企業が同じスケジュールで採用活動を行います。最終学年の一つ前の学年の3月1日からスタートして4か月後の6月まで長期間続きます。6月までに決まらなけければ企業から内定を得られるまで引き続き活動を続けることになります。
数学、国語、英語、作文(日本語)などの筆記試験に加え、さまざまな種類の面接試験が1社につき最低3回行われます。
資質や将来の可能性を含めた潜在的な能力を見定め、期待できる人材を採用します。日本の企業では、採用した人をしっかりとした教育体制の下で長期間の育成を行います。そのため、長く働いてくれる人を求めています。また、日本では高い日本語能力を求める企業が多いです。
留学生の就職活動で失敗する要因の一つは、企業への応募数が少ないことです。日本人学生の平均応募数は平均25社です。留学生は「20社も不合格だったらもう無理だ」と考えがちですが、日本の就職活動は落ちてあたり前。25社応募して、1、2社から合格をもらえれば成功というわけです。是非、多くの企業に応募してみてください。