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就職活動は準備をどれだけできるかで、内定数はもちろん、就職できる会社も違ってきます。自分を見つめ直して自己PRを作成するとともに、行きたい企業を絞り込み、その企業の研究もしておきましょう。準備は3月の就職活動スタート前の10月~2月までに行うことが大切です。就職活動が始まってからでは時間が足りず、十分な準備ができません。また自己PRなどは就職活動中も修正していくことが必要です。
就職活動とは「自分という商品を企業に売り込む」作業です。売り込むためには、まず、自分を知る、自己分析が必要です。自分の強み、弱みを知ることで、自分に向いている仕事ややりたい仕事が見つかります。
自分を知るために、5つの観点から自分を見つめ直しましょう。
企業が外国人留学生の採用で求めている能力は、まず日本語能力、次にコミュニケーション能力です。大学の成績や出身大学はあまり重視されていませんが、その会社にどれだけ入りたいかという熱意やバイタリティーを求める企業が多いです。
また企業は基礎学力、専門知識に加え、それらをうまく活用する、社会人基礎力(多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な能力)を求めています。学力や専門知識だけでなく、主体性や実行力、計画力や想像力、発信力や柔軟性などのポテンシャルを持っているかを見ています。つまり、入社後に活躍する人材を求めているのです。学生時代に「社会人基礎力」をどれだけ成長させることができるかが大切です。
エントリーシートや面接でも、この「社会人基礎力」をどれだけ持っているかをアピールすることが大事です。過去の自分の経験を踏まえてアピールできるようにしてください。
自分の行きたい業界、企業の研究をすることが必要です。また同じ業界の企業であれば、各企業の違いや強みまで理解することが必要です。相手を知っていれば、対策はいくらでも打てます。