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ページID:91202更新日:2019年8月22日
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南アルプスの麓にある当研究所には、春から秋にかけて、外から様々な昆虫が飛び込んできます。
先日は見たこともない大きな蛾が研究室内で死んでいました。
調べたところ、クロメンガタスズメという胸部背面に「人面」模様のある“メンガタ(面形)”のスズメガの一種でした。
古い図鑑での日本国内の分布は九州・沖縄と記載されている南方系の種です。
どうりで見慣れずその大きさや配色に驚いたわけです。幼虫はナスやゴマなどの葉を食べます。
( 環境科 荒川史子 生産科 大澤正嗣 )