ページID:4659更新日:2023年2月1日
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自然公園は、日本の優れた自然の風景を保護するとともに、その中で自然に親しみ、野外レクリエーションを楽しむことができるように指定された公園です。
全国の自然公園の数などは「自然保護各種データ」(環境省ホームページへのリンク)をご参照下さい。
わが国を代表するに足りる傑出した自然の風景地で、自然公園法により国が指定し、管理している公園です。
国立公園に準じる傑出した自然の風景地で、自然公園法により国が指定し、都道府県が管理している公園です。
各都道府県を代表する自然の風景地で、各都道府県条例により都道府県知事が指定し、管理している公園です。
本県では現在、富士箱根伊豆、秩父多摩甲斐及び南アルプスの3つの国立公園、八ヶ岳中信高原国定公園、四尾連湖及び南アルプス巨摩の2つの県立自然公園が指定されており、自然公園の面積は県土の27.1パーセントを占めています。
本県の自然公園の概要は、「山梨県の自然公園」(PDF:161KB)をご覧下さい。
日本の優れた自然の風景地を保護するとともに、その利用の増進を図ることにより、国民の保健、休養及び教化に資するとともに、生物の多様性の確保に寄与することを目的として、自然公園内では決まりを定めています。
自然公園は、景観や植生等の重要度等により特別保護地区、特別地域、普通地域という地種区分(PDF:16KB)が指定されています。
自然公園内では優れた自然風景を保護するため工作物の新築や木竹の伐採など各種の行為が規制されております。行為を行う場合は、自然公園法や山梨県立自然公園条例に基づき、地種区分に応じて、申請や届出の手続きが必要となります。
また、この許可又は届出は、国、県、市町村等が所有している公有地だけでなく、個人が所有している私有地での行為でも必要となり、定められた手続きを行わない場合は、法律により罰せられます。
自然公園を取り巻く法令について、詳細は「自然公園法Q&A」より「Q6.自然公園法又は条例の規制は、どのような内容ですか?」をご確認ください。
山梨県内の自然公園の範囲は、「山梨県自然環境保全条例に基づく自然環境保全地区・自然記念物位置図等について」に掲載されている「山梨県自然環境保全図」をご確認ください。
または、「自然公園法Q&A」より「Q3.山梨県内の自然公園はどの範囲ですか?」に掲載されている自然公園の地種区分図をご確認ください。
自然公園特別地域内の自然景観や動植物の生息環境を保護するために、環境大臣が指定する区域内では、車馬や動力船を使用したり、航空機を発着させたりすることが規制されています。
自然公園法の申請・届出様式は自然共生推進課様式ダウンロード一覧「自然公園法」に掲載されております。
山梨県立自然公園条例の申請・届出様式は自然共生推進課様式ダウンロード一覧「山梨県立自然公園条例」に掲載されております。
自然公園法の一部を改正する法律が、令和3年4月23日に成立し、5月6日に公布されました。この法律の施行期日は、令和4年4月1日となっています。
今回の改正は、国・都道府県が保護管理を担う国立公園・国定公園において、地方自治体や関係事業者等の地域の主体的な取組を促す仕組みを新たに設け、保護のみならず利用面での施策を強化し、「保護と利用の好循環」(自然を保護しつつ活用することで地域の資源としての価値を向上)を実現するものです。主な改正内容は「地域主体の自然体験アクティビティ促進の法定化・手続の簡素化」「地域主体の利用拠点整備の法定化・手続の簡素化」「国立公園等の保全管理の充実」の3点です。
なお、山梨県立自然公園条例についても自然公園法に準じて定めており、令和4年7月1日付けで施行しております。
自然公園法改正の概要と詳細については、次のページ(環境省ホームページへのリンク)からご確認ください。
自然公園法に基づき、令和4年4月1日から、国立公園または国定公園の特別地域において、みだりに野生動物(鳥類または哺乳類)に餌を与えること、著しく接近し、または付きまとうことが規制されます。
また、山梨県立自然公園の特別地域についても山梨県立自然公園条例に基づき、令和4年10月1日から同様に規制されます。
環境省又は都道府県職員の指示に従わないで、みだりに上記行為をした場合には、30万円以下の罰金の対象になります。
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