平成14年 就業構造基本調査結果

就業希望の状況

1. 有業者の転職希望者は男女ともに上がっている
   　有業者のうち転職を希望する者は、山梨県及び全国の男女ともに平成9年と比べ増加している。
   　また、有業者に占める転職希望の割合（転職希望率）を全国と比べると、本県の男女の割合はともに全国よりも低い。（表�V−１，図�V−１）
   表�V−１　転職希望者数及び転職希望率の推移　（単位　千人,%）
   

   		計		男		女
   		平成１４年	平成９年	平成１４年	平成９年	平成１４年	平成９年
   山梨県	転職希望者数	48	43	28	24	21	20
   	転職希望率	10.3	8.8	10.3	8.4	10.8	9.9
   全　国	転職希望者数	7,818	7,146	4,439	3,915	3,379	3,231
   	転職希望率	12.0	10.7	11.7	9.9	12.5	11.8

   
2. 転職希望理由で多いのは男女ともに「収入が少ない」
   　転職希望理由別に転職希望者をみると、男女ともに「収入が少ない」が最も多く、次いで「時間的・肉体的に負担が大きい」となっている。さらに、男性は「事業不振や先行き不安」が、女性は「一時的についた仕事だから」がこれに続いている。（表�V−２，図�V−２）
   表�V−２　転職希望理由別転職希望者数及び構成比　（単位　千人,%）
   

   	実数			構成比
   	計	男	女	計	男	女
   総数	48	28	21	100.0	100.0	100.0
   一時的についた仕事だから	5	3	3	10.4	10.7	14.3
   収入が少ない	15	9	6	31.3	32.1	28.6
   事業不振や先行き不安	7	5	2	14.6	17.9	9.5
   時間的・肉体的に負担が大きい	10	6	4	20.8	21.4	19.0
   知識や技能を生かしたい	5	2	2	10.4	7.1	9.5
   余暇を増やしたい	2	1	1	4.2	3.6	4.8
   その他	6	3	3	12.5	10.7	14.3

   
   
   

1. 男性の就業希望率は上がり、女性は下がっている
   　無業者のうち就業を希望する者は、山梨県及び全国の男女ともに平成9年と比べ増加している。特に男性は、大幅な増加となっている。
   　また、無業者に占める就業希望の割合（就業希望率）をみると、山梨県及び全国ともに女性の割合が下がっている。（表�V−３，図�V−３）
   表�V−３　就業希望者数及び就業希望率の推移　（単位　千人,%）
   

   		計		男		女
   		平成１４年	平成９年	平成１４年	平成９年	平成１４年	平成９年
   山梨県	就業希望者数	78	66	25	17	52	49
   	就業希望率	26.9	25.7	26.0	21.8	26.8	27.4
   全　国	就業希望者数	12590	11333	4436	3351	8155	7982
   	就業希望率	28.5	28.6	30.0	27.4	27.8	29.1

   
   
2. 就業希望理由で多いのは、男性は「失業している」、女性は「収入を得る必要が生じた」
   　就業希望理由別に就業希望者をみると、男性は「失業している」が最も多く、次いで「収入を得る必要が生じた」、「健康を維持したい」となっている。これに対し、女性は「収入を得る必要が生じた」最も多く、「時間に余裕ができた」が続いている。（表�V−４，図�V−４）
   表�V−４　就業希望理由別就業希望者数及び構成比　（単位　千人）
   

   	実数			構成比
   	計	男	女	計	男	女
   総数	78	25	52	100.0	100.0	100.0
   失業している	14	8	6	17.9	32.0	11.5
   学校を卒業した	1	1	0	1.3	4.0	0.0
   収入を得る必要が生じた	20	4	16	25.6	16.0	30.8
   知識や技能を生かしたい	7	2	4	9.0	8.0	7.7
   社会に出たい	8	2	6	10.3	8.0	11.5
   時間に余裕ができた	10	2	8	12.8	8.0	15.4
   健康を維持したい	8	4	4	10.3	16.0	7.7
   その他	11	3	8	14.1	12.0	15.4

   
   

やまなしの統計へ