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ページID:41546更新日:2015年10月26日

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 山梨の文化財ガイド(データベース)天然記念物04

[目次]

 

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 N0031

国指定 天然記念物

西湖蝙蝠穴及びコウモリ

  • 西湖蝙蝠穴及びコウモリ

さいここうもりあなおよびこうもり / 昭和4年12月17日指定 / 富士河口湖町青木ヶ原 / 富士河口湖町

本穴は富士北麓溶岩洞穴中最大の規模のものであり、洞穴内部表面はいる口付近を除き、比較的良好に溶岩鍾乳石面が発達し、大広間の天井は蒲鉾型を呈する。比較的大きな支洞をもち、総延長350mに及ぶ。他の洞穴とは異なり冬でも温暖で結氷をみないため、多数のコウモリ群が冬眠の場所としている。

 N0033

国指定 天然記念物

やまね

やまねミュージアム 湊秋作氏

  • ヤマネ

やまね / 昭和50年6月26日指定 / 地域を定めず、主な生息地本州、四国、九州 / 山梨県

ヤマネは「山鼠」と書くと小動物であり、ネズミ目ヤマネ科に分類されるゲッシ類である。日本固有種であり、本州、四国、九州に生息する。体長は7~8cm、尾長は4~5cm、体重は14~20gで毛色は淡褐色であり、背中に縦じまが入るのが特徴である。山梨県のレッドリスト(準絶滅危惧種)にも登録され、森林伐採等による生息数の減少が懸念されている。

 N0034

国指定 天然記念物

甲斐犬

  • 甲斐犬

かいけん / 昭和9年1月22日指定 / 地域を定めず、主な生息地山梨県 / 山梨県

甲斐犬は大正末期頃、虎毛の日本犬として発見され、昭和9年に天然記念物として指定された。体型及び特徴として、まず体高は32~51cm、体重は12~24kg、耳はやや長く、四肢は強健で飛節が発達し、尾は差尾又は巻尾、毛は虎模様で粗剛である。

 N0035

県指定 天然記念物

岩窪のヤツブサウメ

  • 岩窪のヤツブサウメ

いわくぼのやつぶさうめ / 昭和34年2月9日指定 / 甲府市岩窪町246 / 武田神社

樹種はウメの園芸変種ザロンバイ(座論梅)で、根廻り0.80m、地上1mの幹囲0.75m、地上1.2mにて2幹に分かれ、樹高は7mである。座論とは実が全部完熟せず、大きくなるにつれて押し出され、一つ一つ落ちていくのを座論に例えたものである。

 N0036

県指定 天然記念物

塩部寿のフジ

  • 塩部寿のフジ

しおべことぶきのふじ / 昭和34年2月9日指定 / 甲府市緑ヶ丘2-8-1 / 山梨県

別名ノダフジという種で、指定当時は根回り3.2m、地上1.5mの幹囲1.75m、地上約2mで3枝に分かれ、枝張り面積266平方メートルの棚作りであったが、県道拡幅工事に伴い、昭和48年に現在地に移植された。その後、指定当時よりはその規模が小さくなったが、枝張りはよく、美花を咲かせている。

 N0037

県指定 天然記念物

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  • 水晶峠のヒカリゴケ洞穴

すいしょうとうげのひかりごけどうけつ / 昭和38年9月9日指定 / 甲府市御岳町室ヶ平3290 / 甲府市

この洞穴は天然ではなく、水晶採掘の廃坑である。入口の幅1.10m、高さ0.75m。奥行は約15.5m、幅1.50~2.20m、高さ1.30~1.40mであって、ヒカリゴケは入口から2~4mのところまでの間の花崗岩の湿り気のある壁に発生している。

 N0038

県指定 天然記念物

塩沢寺の舞鶴マツ

  • 塩沢寺の舞鶴マツ

えんたくじのまいづるまつ / 昭和40年5月13日指定 / 甲府市湯村3-17-2 / 塩沢寺

このクロマツの特長は、その枝が東西に約30mにわたってのびている点にある。県内では珍しいクロマツの大樹である。規模は根廻り2.4m、は6.0m、樹高地上1.2mの高さの位置で2つに枝分かれし、その部分の幹のまわりは2.0mとなり、左右に分かれた枝はさらに枝分かれしている。

 N0039

県指定 天然記念物

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  • 慈恩寺のフジ

じおんじのふじ / 昭和62年1月21日指定 / 甲府市大津町1322 / 慈恩寺

このフジは昭和57年の台風で倒れ、盛土を1m近くした。その地面から0.3mの幹囲2.5mである。地上0.5mのところから北側に細い枝を出している。さらに1mあがったところでは幹は2本に分かれる。枝の広がりは約300平方メートルである。

 N0040

県指定 天然記念物

リニア高川トンネル産出新第三紀化石

  • リニア高川トンネル産出新第三紀化石

りにあたかがわとんねるさんしゅつしんだいさんきかせき / 平成6年11月7日指定 / 甲府市丸の内1-6-1 / 山梨県

この化石群は平成4~5年に行なわれた大月市初狩町のリニア実験線高川トンネルの掘削時にトンネル内より発見されたものである。浅海に生息する約700万年前の貝類が主であり、新第三紀中新世、鮮新世にかけての古環境を示す貴重な資料群である。

 

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