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ページID:41548更新日:2018年6月21日
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県指定 天然記念物 |
あにがわからしゅつどしたなうまんぞうとうのかせき / 平成7年6月22日指定 / 甲府市下曽根町923、山梨市小原西955 / 山梨県、山梨市
山梨市を流れる兄川の河川改修時に出土した約3万年前のナウマン象の臼歯及び大型のシカの化石である。県内ではこの兄川の他、相川(甲府市)でもナウマン象の化石が発見されており、旧石器時代の人々が甲府盆地周辺でナウマン象を狩猟の対象としていたことも想像されている。 |
県指定 天然記念物 |
ふじせんげんじんじゃのおおすぎ / 昭和33年6月19日指定 / 富士吉田市上吉田5558 / 北口本宮冨士浅間神社
北口本宮冨士浅間神社の社殿前、東側に立っていて当社の御神木として、丁重に保存されているものである。根ばりが大きくて、根廻り約23.85mにも肥大している点、その形態が他のスギの大木に比して著しく特徴的である。根幹境周囲12.25m、目通幹囲8.23m、樹高45mほどである。 |
県指定 天然記念物 |
しんぷくじのおおかや / 昭和34年2月9日指定 / 都留市小野下小野629 / 真福寺
本樹は現在知られているカヤのうち本県第一の規模をほこるものである。根廻り上地面で7.8m、上地面上1.5mの目通り幹囲6.0m、樹高16.3mである。 |
県指定 天然記念物
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かみおおはたのなし / 昭和35年11月7日指定 / 都留市大幡4229 / 個人
アオナシを台木として、サビナシを接木したものである。台木であるアオナシからも芽が出て、両木ともよく成長し、、一株で二種類のナシが結実するという珍しい木に成長したものである。木の大きさは根廻り2.8m、地上80cmの幹囲2.5m、その上で東西2幹となり、西幹がアオナシ、東幹がサビナシである。江戸時代の古い栽培ナシを知る上で貴重である。 |
県指定 天然記念物 |
どううんじやつぶさのうめ / 昭和35年11月7日指定 / 山梨市牧丘町北原1116 / 洞雲寺
古くから洞雲寺の八房梅として有名なもので、甲斐国志巻之123に「座論梅ハ紅白二品ナリ、西保村洞雲寺ニアル八ツ房ト云」とある。洞雲寺にはヤツブサウメが3本あり、その一つは本堂前東側にあるもので、古来有名なのはこの木である。 |
県指定 天然記念物 |
きっしょうじのしらぎざくら / 昭和36年12月7日指定 / 山梨市三富町徳和2 / 吉祥寺
昭和23年にエドヒガンの巨樹としては本県において有数であったと考えられる樹幹が南側に倒れ、幹の一部から芽を出して成長しているを植物形態学上の参考資料として指定した。新羅ザクラの名称は語り伝えによると新羅三郎義光が植えたもので樹齢数百年だと言われている。 |
県指定 天然記念物 |
こばらひがしのざくろ / 昭和38年9月9日指定 / 山梨市小原東1013 / 個人
このザクロは枝下は一幹で、幹はがっちりとしていて、幹の太さ、樹勢の2点からみて県下におけるザクロの巨樹として代表的なものである。規模は根元の周囲1.75m、地上1.5mの幹囲は1.25mである。地上2.15mで二本に分枝し、北の枝はさらに50cm上で二本に分枝している。樹高は7.35mに達している。 |
県指定 天然記念物 |
りゅうせんじのまんねんまつ / 昭和38年9月9日指定 / 山梨市市川2151 / 竜泉寺
本樹はクロマツで枝張りの大きさ、樹型の美しい点と樹勢の旺盛な点から見て、庭作りのマツとしては県下において最大級であると考えられる。規模は根廻り3.75m、目通り幹囲2.65m、樹高6.25mである。全体の形は鶴が羽を広げたようで、立派な樹形をなしている。 |
県指定 天然記念物 |
ひざたてのてんのうざくら / 昭和40年8月19日指定 / 山梨市牧丘町牧平2078 / 牧平上組
本樹は鼓川の左岸、崖上に立っている。膝立集落の氏神である津島神社を天王さんと別称しているため、このサクラを「天王ザクラ」と呼んでいる。規模は根廻り7.2m、目通り幹囲3.9m、樹高は14.7mで、樹齢は400年だという。 |