更新日:2024年3月15日
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飼い主の連絡先がわかるものをペットに装着させることを「所有明示」と言います。万が一、迷子にさせてしまっても、所有明示があればペットは家に帰ることができます。
完全室内飼育をしていても災害などで予期せずペットと離ればなれになることもありますので、所有明示は必要です。
鑑札・注射済票 |
(※)猫にはありません |
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迷子札 |
□ 飼い主の連絡先を記入している (ペットの名前だけでは飼い主がわかりません) □ 文字が読めなくなっていないか定期的に確認している □ 外れるおそれがあるため、他の方法も併用している |
マイクロチップ |
(※)マイクロチップを装着した犬猫の所有者は、法律によりデータベースに登録しなければなりません |
犬は家の中などの囲われた場所で飼うか、鎖などでつないで飼わなくてはなりません。
毎日の散歩では必ずリードをつけ、犬を制御できる人がリードを持ちます。
伸びるリードは放し飼いに近い状態であり、いざという時の制御ができない、人や自転車が引っかかり転倒する等のトラブルも発生しています。散歩時には不向きですので伸びないリードで散歩し、伸びるリードは他人に影響のない場所で使用しましょう。
猫は室内飼育をしましょう。室内飼育をしていても玄関や窓の開閉時に脱走してしまうこともあります。玄関の前に柵を設置したり、窓には開閉ロックを活用するなど脱走対策を講じましょう。
首輪や鎖などの係留器具も外れてしまっては意味がありません。ゆるみや劣化がないか日頃から確認をしましょう。
首輪のない猫は、外で暮らす飼い主のいない猫と区別がつかないため、保護されにくくなります。室内飼育の猫も首輪をつけましょう。
誰でも触れるように慣らしておくことで、保護されやすくなります。万が一に備えて、「おいで」などで呼び戻しができるようにしつけをしておくことも重要です。
また、発情したオスは鎖を引きちぎったり、網戸を壊して脱走してしまうこともあります。いつもおとなしい室内飼育のペットが突然家を飛び出すこともあります。不妊去勢手術をすると、繁殖本能から解放され迷子のリスクを減らすことができます。
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