ここから本文です。

農業土木

業務内容

山梨県の特色を生かした魅力ある農業と活力に満ちた農村を維持・発展させるためには、農業競争力の強化や担い手への農地の集積・集約化、農村地域の強靱化に向けた防災・減災対策など、農業農村整備事業(土地改良事業)を計画的に実施する必要があります。
農業土木職はこの農業農村整備事業の計画策定、設計、施工等を一手に担う仕事です。
農地の区画整理や農道、用排水施設など農業生産基盤の整備と併せて、農村集落内の道路や排水路など生活環境を改善する整備を進め、農業・農村の健全な発展や美しいむらづくりを実施しています。

やりがい

農業土木職の仕事は、道路や河川など他の公共事業と異なり、地域の発意に基づく事業を実施することが特徴で、地域が望むほ場や農道などの整備を、地域の皆さんと一緒になって計画の立案から設計、施工までを手掛けます。
自らが携わり整備した農地や農道などは、目に見える形となって残るとともに、整備による生産性や利便性の向上など、成果を肌で感じることもできます。
更に、利用する地域の方々から「整備されて本当に良かった」など感謝の声をいただいたときに、自らの仕事のやりがいをより一層実感できると思います。

  • 主な配属先

    農政総務課、担い手・農地対策課、農村振興課、耕地課、各農務事務所(県内4箇所)

  • 異動について

    新規採用職員は、現場経験を積むとともに、公務員としての自覚、やりがいを実感できるよう、県民や農家の方々と直接接し、事業の計画や工事の設計、施工業務などを執行する出先事務所に配属されます。
    その後は、本人の意向や適性に応じて概ね2~3年毎に本庁や出先事務所に配属されますが、基本的には出先事務所への配属が多くなります。