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薬剤師

業務内容

薬剤師職の職員は、保健、医療、生活環境を含む公衆衛生の向上を図り、県民の健康増進や福祉の充実を目指す業務に携わっています。
【保健所】薬局・医薬品製造施設・医療施設等、飲食店・食品製造施設等、旅館・理・美容所等の監視及指導、食中毒・感染症等の調査、前述の業務の予防や啓発活動等。
【衛生環境研究所】衛生関係分野:食品・飲料水・医薬品等や病原微生物等の試験検査及び調査研究。環境分野:大気汚染、水質汚濁、廃棄物処理、温泉等の試験検査及び調査研究。
【本庁】前述の各種業務に係る施策の企画・立案・進行管理、予算編成、国との連絡・調整等。

やりがい

保健衛生行政を担う薬剤師職は、薬局や病院での調剤業務と違い、薬に関する知識を直接生かすことは多くありませんが、身につけた知識や技術は、科学的な根拠に基づく指導が求められる監視業務では多いに役立ちます。
薬剤師法第1条には、「薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保する。」と規定されています。
行政薬剤師としての業務は県民の生活に直結しており、人生100年時代を迎える現代「県民の生命と健康を守る」という非常にやりがいの持てる仕事です。

  • 主な配属先

    衛生薬務課・健康増進課・感染症対策センター・保健福祉事務所(4箇所)・衛生環境研究所等

  • 異動について

    3年程度で本庁・出先機関を異動します。
    採用後は、同じ薬剤師職で同様の業務に携わる先輩職員がマンツーマン指導者として丁寧に教えてくれます。更に、食品衛生・生活衛生・感染症・薬事監視や試験検査業務等の受け持った実務に即した研修に参加する機会も多く、資質向上のため自己研鑽が可能です。