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PEOPLE 10

平成28年度採用

薬剤師

【現所属】

富士・東部保健福祉事務所

【これまでのキャリア】

富士・東部保健福祉事務所
保健体育課

山梨県民の生命と健やかな暮らしを守る

県民の暮らしをより良くするために、力を尽くしたい

薬剤師を志し、薬学部に進みました。大学では環境衛生研究室に所属。国立医薬品食品衛生研究所の元職員という経歴を持つ教授のもとで学んだことで、卒業後は、環境衛生や公衆衛生などに幅広く取り組める公務員の薬剤師になって、人々の暮らしをより良くするために力を尽くしたいと考えるように。大学在学中に東日本大震災があり、それをきっかけに、山梨県民として富士山噴火をはじめとする大規模災害への対応に取り組みたいという思いが生まれたことも、山梨県庁を選んだ理由のひとつです。

力を合わせ、感染症対策の最前線で患者を支援する

主に担当しているのは、感染症対策。患者さんと直接やりとりをすることも多く、特に結核については、医療機関と連携を取りながら患者支援を行っています。職場には保健師や臨床検査技師、獣医師なども所属。他の職種の職員と仕事をするのは楽しく、立場の違いからくる意見も新鮮で、新たな視点も得られます。ここ数年はコロナに翻弄され、本当に大変でした。今後も感染症が無くなることはないので、この経験を踏まえ、皆で力を合わせてより良い対応ができるようにしていけたらと思っています。

大規模災害に備えるのも、薬剤師の重要な仕事

大規模災害時には、保健福祉事務所が地域の医療に関わる部分を取りまとめることになっています。先日は、専門的な訓練を受けた医師や看護師などで構成された災害派遣医療チーム“DMAT”と一緒に、大規模な富士山噴火を想定した訓練を実施しました。薬に関する知識を直接的に扱うことは少ないものの、食品、理美容、学校、水質や温泉の保全、環境整備など、非常に幅広い分野で、知識や経験を生かして県民の健康と安全な暮らしに貢献できるのは、公務員の薬剤師ならではの大きな魅力ですね。

MESSAGE

薬剤師の職能を幅広く生かして県民の生命と健康を守るという、やりがいのある仕事。保健師、臨床検査技師、獣医師などと一緒に仕事ができることや、異動により常に新鮮な気持ちで働くことができることも魅力です。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。