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山梨県内の医療機関から、デング熱患者の発生届がありました。
当該患者は直近の海外渡航歴がなく、国内(東京都立代々木公園)でデング熱に感染したと思われます。
蚊が媒介するウイルスによる疾患で、アジア、中南米、アフリカ等の世界の広範な地域で流行しています。
ヒトが感染して発症すると、発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹等が症状として現れますが、感染しても発症しないこともあります。
症状は、1週間程度で回復し、予後は比較的良好な感染症です。
ヒト(患者)― 蚊 ―ヒト という経路で蚊を媒介して感染しますので、ヒトからヒトに直接感染することはありません。
突然の発熱、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹等が現れます。
潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)は2~15日(多くは3~7日)です。
まれに重症化して、出血やショック症状を発症するデング出血熱や、デング症候群に移行することがあります。
特異的な治療法はなく、対症療法が主体となります。
現在のところ、有効な抗ウイルス薬はありません。
国内では、ヒトスジシマカ(主に日中で屋外で吸血する)がデング熱を媒介する可能性があります。
蚊との接触を避け、刺されないようにすることが重要です。
具体的には、次のことが挙げられます。
デング熱の詳細についてはいかのPDFおよび関連リンクをご参照ください。
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