令和2年度「ひきこもりに関する調査」の結果について
令和2年9月に山梨県内の民生委員・児童委員を対象に、県と市町村が共同して行った標記調査の結果を以下のとおり公表します。
1.調査の概要
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ひきこもり当事者や家族への支援につなげるための基礎資料とするため実施
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県内の民生委員・児童委員(2,282人)を対象に、担当地区内で把握している情報を調査票に記入してもらう方法で実施(回収率:84.5%)
ひきこもりの定義(概ね15歳以上で、次に該当する者を「ひきこもりの状態にある者」とした。)
- 社会的参加(仕事・学校・家庭以外の人との交流など)ができない状態が6か月以上続いていて、自宅にひきこもっている状態の者
- 社会的参加ができない状態が6か月以上続いているが、時々買い物などで外出することがある者
注)ただし、重度の障害、疾病、高齢等で外出できない者を除く。
2.調査結果概要
- ひきこもり該当者は615人
- 性別について、男性が74.3%、女性が25.2%、無回答が0.5%
- 年齢構成について、40歳代以上、50歳代以上、60歳代以上の順に多く、40歳代以上が69.7%
- 家族構成について、「親又は祖父母とのみ同居している」40歳代が61.3%、50歳代が49.3%
- 「ひきこもりの状態にある期間」について、「10年以上」が46.3%
- 「ひきこもり該当者のいる家庭の主な収入」について、「親・祖父母の年金」が32.5%、「親の給与」が17.6%
3.関連資料