ページID:3466更新日:2023年12月4日
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県有林は、県土面積の35%を占め、県有林管理計画に基づいて管理しています。また、国際的な森林認証制度であるFSC森林管理認証を取得しており、FSC森林管理認証の原則と基準に基づき、環境や地域社会に配慮しながら、持続可能な森づくりをすすめています。
当事務所管内の県有林は、西八代郡(市川三郷町)、南巨摩郡(早川町、身延町、南部町、富士川町)にまたがり、その面積は約32,000ヘクタールで、県有林全体の約20%を占めています。
林況は、標高が最低200メートルから最高3,190メートルで高低差が約3,000メートルに及んでいるため、森林植物帯における暖帯上部から寒帯に至る樹種が垂直的に分布しています。
全体的に地形は急峻で、平坦地が少なく、地質が脆弱なため、林地保全に配慮した施業が望まれますが、身延町から南部町の一帯にかけては、スギ、ヒノキの人工造林地が広がっています。
県有林管理計画、森林管理認証、林産物の販売等について、詳しくは、山梨県庁県有林課のホームページをご覧ください。
個人の方や団体等が所有している山林において、山梨県林業公社が実施していた分収林事業を県が承継し、適切な森林管理を進めています。