トップ > 組織案内 > 観光文化・スポーツ部 > 山梨県立考古博物館 > ものづくり教室・少人数向け体験 > ものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」 > 原始古代の技に学ぶ第2回「藍のろうけつ染め~土器模様タペストリー作り~」
ページID:125509更新日:2026年5月17日
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県立考古博物館では月に1回程度、16歳以上の方を対象としたものづくり教室「原始古代の技に学ぶ」を開催しています。
今年度第2回のものづくり教室は、春季企画展「国重要文化財指定記念・甲州市安道寺遺跡─縄文時代の大きなムラ─」の連携企画として、「藍のろうけつ染め」を題材にした、土器模様タペストリー作りを開催いたします。

土器模様タペストリーの制作例
画像を拡大(JPG:1,094KB)
藍染めは、日本では主に「蓼藍(たであい)」という植物を染料に用いる伝統的な染色技法で、7世紀頃、中国大陸から蓼藍の栽培とともに伝えられたとされています。
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藍色は、平安時代までは宮廷や貴族など身分の高い人々が身につける高貴な色でしたが、鎌倉時代には藍染めの一種である「褐色(かちいろ)」が「勝ち」に通じる縁起の良さから、武士に好まれる色となりました。
さまざまな布によく染まる藍は、江戸時代に木綿の普及とともに庶民の衣生活にも広く浸透し、町のあちこちを彩りました。その深い青は「ジャパンブルー」とも称され、今もなお日本を象徴する色として親しまれています。
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今回のものづくり教室では、安道寺遺跡出土・水煙文土器の文様をモチーフに、ろうけつ染めの技法を用いたタペストリー(壁飾り)作りを体験していただきます。なお、染料にはインド藍を使用します。また、ご希望の方は材料布(35cm×115cm)を半分に裁断して、絞り染めによる染色体験を行う事もできます。
この機会に、伝統的な染色技法と縄文時代の造形美を組み合わせたものづくりを、ぜひお楽しみください。
皆様のご参加をお待ちしております。
ろうけつ染めは、蝋の撥水性を利用して文様を表現する染色技法です。
溶かした蝋を布地に塗ることで染料が染み込まない部分(防染)を作り、模様を浮かび上がらせます。蝋の塗布には、木版などの型を用いる方法や、筆で直接描く方法があり、塗り方や厚みによって染まり具合が変化します。
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染色と防染を繰り返すことで、自由度の高い表現が可能となり、絵画のような色の深みや独特の風合いが生まれます。また、染色の過程で生じる蝋のひび割れが模様となることもあり、偶然が生み出す表情も、ろうけつ染めの大きな魅力のひとつです。

令和8年6月20日(土曜日)
午前9時30分~午後4時(お昼休みを含みますので、必要に応じて昼食をご用意ください)
風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)
会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMaps)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)
16歳以上の方・8名
1,600円
教材費およびイベント保険料です。参加時にお支払いください。
長めのゴム手袋、染料に染まってもよいタオルを数枚、筆記用具、マスク、昼食(必要に応じて)
活動しやすく汚れてもよい服装(エプロン等着用)でご参加ください。また、新型コロナウイルス・インフルエンザ等の感染症対策としてマスクの着用を推奨いたします。
参加には事前にお申し込みが必要です。
風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。
令和8年5月20日(水曜日)よりお申し込みを承ります。お申し込みが定員に達し次第、募集を締め切ります。
お申し込み後、キャンセルまたは欠席される場合は、お早めにご連絡くださいますようお願いいたします。
風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)
電話:055-266-5286FAX:055-266-5287
受付時間:午前8時30分~午後5時
休館日:月曜日
※ものづくり教室のお申し込み・お問い合わせは、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センターにて承ります。