ページID:57728更新日:2016年3月17日
ここから本文です。
本県は、自動車保有率全国3位という順位が示すとおり、マイカーに過度に依存した交通体系が構築されています。
その結果、公共交通利用の減少、交通渋滞の発生、大気汚染など、様々な弊害が現れています。
特に路線バス利用の減少は著しく、少子高齢化社会に向けて地域の足として充実が求められている中、そのネットワークはどんどん衰退していっています。
決まった時間に、決まった場所に向かう「通勤」は、公共交通と相性が良いと考え、県では、エコ通勤を推奨しています。
この研修会は、学識者の講演や事例紹介を通じて、マイカーに過度に依存した生活を見直し、より賢い車の使い方を考える「エコ運動」の取組みを考えるものです。
■日時:平成28年3月11日(金曜日)14時00分~15時30分
■場所:山梨県立図書館 イベントスペース(甲府市北口2丁目8番1号)
■講演:
講 師:筑波大学大学院 谷口綾子 准教授
テーマ:『モビリティ・マネジメントの概要とエコ通勤へのヒント』
谷口先生は筑波大学大学院において社会工学を教える傍ら、「自動車に依存した移動手段」から「公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段」への転換を促す「モビリティ・マネジメント」の研究を行っており、今回は、通勤におけるマイカーの過度の依存を改め、エコ通勤への転換を促す手がかりについて、ご講いただきました。
・筑波大学大学院 谷口綾子 准教授
・研修の様子