トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0045国指定史跡銚子塚古墳
ページID:4447更新日:2016年2月5日
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曽根丘陵公園の遺跡0028国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業1-0040国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業2-0045国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業3-0096国指定史跡銚子塚古墳-立柱-0103国指定史跡銚子塚古墳-木製品-0110国指定史跡銚子塚古墳-火きりんぼう-0159国指定史跡銚子塚古墳-木-0318国指定史跡銚子塚古墳-鼉龍鏡-0335国指定史跡銚子塚古墳-立柱2-0374国指定史跡銚子塚古墳-壺形埴輪-0407国指定史跡銚子塚古墳-突出部と周濠区画帯-0391国指定史跡大丸山古墳-雪におおわれた前方後円墳-0126稲荷塚古墳-銀象眼大刀-03334月の中道古墳群-0388かんかん塚古墳-県内最古の馬具-0067立石遺跡-山梨最古の旧石器-0211上の平遺跡-方形周溝墓群-0299上の平遺跡-地震の痕跡-0097東山北遺跡-火打ち金-0192東山北遺跡-方形周構墓-0290東山北遺跡-ウマの歯と骨-0353東山北遺跡-鉄製品-0247東山南遺跡-把手付椀-0414鍋弦塚と『東山の碑』- |
保存修理事業国指定史跡銚子塚古墳は、四世紀後半につくられた、東日本では最大級の前方後円墳です。昭和3年に偶然の機会により、竪穴式石室とたくさんの副葬品が発見されました。それから2年後の昭和5年には、隣接する丸山塚古墳とともに国史跡に指定されています。
所在地:甲府市下曽根町 時代:古墳時代前期 報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第35集1988年(昭和63年)3月刊行 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第195集2002年(平成14年)3月刊行 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第228集2005年(平成17年)3月刊行 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第239集2006年(平成18年)3月刊行
調査機関:山梨県教育委員会・山梨県埋蔵文化財センター 平成17年度保存修理事業左の写真は、平成13年の発掘調査の際に上空から撮影したもの、右は現在の銚子塚古墳を撮影したものです。 昭和61年から63年にかけておこなわれた第一次整備事業では、後円部周辺に民有地が残っており、古墳を一周して見学することができない状態でした。そこで、地元の皆さんにご協力をお願いし、公有地化をすすめた結果、平成16年度までに周溝部分の公有地化が完了しました。 それを受けて平成17年度におこなわれた保存修理事業では、風雨にさらされ崩れた墳丘に盛土を行い築造当時の姿に近づけ、墳丘のまわりの周溝には玉砂利を敷いて、堀にかこまれていた様子を表現しました。また、平成16年度発掘調査で確認された、祭祀の場と考えられる銚子塚古墳の「突出部」には、玉砂利敷きの上に大礫(大きな石)を敷きつめて表現しています。 整備の完了した銚子塚古墳は現在、ご覧のとおり、全体をぐるりと一周して見学できるようになっています。 春の銚子塚古墳散策レポート(2006年4月12日)みなさんは整備の完了した銚子塚古墳をご覧になりましたか?もう行ってきたよ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。 今回はまだ訪れていない方のために、春の銚子塚古墳散策レポートをお送りしたいと思います。 丸山塚古墳の南側からスタートです。木々が芽吹き、花が咲いていますね。 あちらこちらからウグイスの鳴き声が聞こえます。 銚子塚古墳が見えてきました。桜も満開です。 銚子塚古墳に登って、丸山塚古墳を撮影してみました。 かんかん塚古墳も桜に彩られていますね。
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