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ページID:4513更新日:2016年2月1日

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遺跡トピックスNo.0128天正寺遺跡

都留市の遺跡

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  • 0070玉川金山遺跡-奈良時代甕-
  • 0080玉川金山遺跡-土坑墓-
  • 0090玉川金山遺跡-炉穴-
  • 0093玉川金山遺跡-鉄鏃-
  • 0099玉川金山遺跡-地下式坑-
  • 0118玉川金山遺跡-集石-
  • 0182玉川金山遺跡-台石-
  • 0082中溝遺跡-耳飾り-
  • 0104天正寺遺跡-弥生土器-
  • 0128天正寺遺跡-様々な弥生土器-
  • 0153中谷遺跡-柄鏡形敷石住居跡-
  • 0190中谷遺跡-三角とう形土製品-
  • 0258中谷遺跡-注口土器と蓋-
  • 0263中谷遺跡-集石土坑-
  • 0167美通遺跡-敷石住居跡-
  • 0174美通遺跡-猿橋溶岩と集石土坑-
  • 0201美通遺跡-発掘調査速報-
  • 0204美通遺跡-発掘調査速報2-
  • 0206美通遺跡-発掘調査速報3-
  • 0220美通遺跡-発掘調査速報4-
  • 0281美通遺跡-イノシシ形装飾付浅鉢-
  • 0289美通遺跡-D区発掘調査速報-
  • 0300美通遺跡-D区発掘調査速報2・玦状耳飾り-
  • 0175九鬼2.遺跡-埋納された装飾土器-
  • 0305九鬼2.遺跡-蔵骨器-
  • 0298三ノ側遺跡-皇朝十二銭・発掘調査速報1-
  • 0303三ノ側遺跡-須恵器・発掘調査速報2-
  • 320三ノ側遺跡-竪穴住居跡のカマド・発掘調査速報3-
  • 0326三ノ側遺跡-掘立柱建物-
  • 0349三ノ側遺跡-羽口-
  • 0372牛石遺跡-縄文時代のストーンサークル-
  • 0400谷村城-歴史と変遷-
  • 0413谷村城-発掘調査速報-

様々な弥生土器

天正寺遺跡からは、大きく分けて3種類の弥生土器が出土しました。下に3つの異なる種類の弥生土器の写真を掲載しましたが、違いが分かりますか?

第1類

弥生土器第1類

第2類

弥生土器第2類

第3類

弥生土器第3類

 

弥生土器

弥生土器第1~3類は甕です。上図の様な形をしています

土器の特徴

「弥生土器第1類」には、雲母片岩がたくさん入っており、土器がさほどかたく焼かれていません。これに対して、「弥生土器第2類」はかたく、土器の表面に植物の枝茎を束ねた工具によってつけられた痕跡が見られます。これらの土器は特徴が異なりますが、ほぼ同一の時代に使われたものであり、弥生時代前期後半~中期初頭(今から約2,200~2,500年前)の時期のものです。

金雲母

弥生土器第1類:矢印は雲母片岩

条痕

弥生土器第2類:工具の痕跡が斜めにある

弥生土器第3類」には櫛歯状の工具によって波状の模様がつけられており、弥生時代後期前半(今から約1,900年前)に使われたものです。

第3類

弥生土器第3類

 

種実の圧痕

また、「弥生土器第1類」に分類される土器の内、2点から種実の圧痕が確認されました。この圧痕がどのような種実なのかは調査の途中ですが、弥生時代の食生活に係わる貴重な資料を得ることができました。

種実圧痕

弥生土器第1類:赤破線内が種実の圧痕

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