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ページID:8068更新日:2021年5月28日

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遺跡トピックスNo.0159国指定史跡銚子塚古墳

曽根丘陵公園の遺跡

  • 0028国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業1-
  • 0040国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業2-
  • 0045国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業3-
  • 0096国指定史跡銚子塚古墳-立柱-
  • 0103国指定史跡銚子塚古墳-木製品-
  • 0110国指定史跡銚子塚古墳-火きりんぼう-
  • 0159国指定史跡銚子塚古墳-木-
  • 0318国指定史跡銚子塚古墳-鼉龍鏡-
  • 0335国指定史跡銚子塚古墳-立柱2-
  • 0374国指定史跡銚子塚古墳-壺形埴輪-
  • 0407国指定史跡銚子塚古墳-突出部と周濠区画帯-
  • 0391国指定史跡大丸山古墳-雪におおわれた前方後円墳-
  • 0126稲荷塚古墳-銀象眼大刀-
  • 03334月の中道古墳群
  • 0388かんかん塚古墳-県内最古の馬具-
  • 0067立石遺跡-山梨最古の旧石器-
  • 0211上の平遺跡-方形周溝墓群-
  • 0299上の平遺跡-地震の痕跡-
  • 0097東山北遺跡-火打ち金-
  • 0192東山北遺跡-方形周構墓-
  • 0290東山北遺跡-ウマの歯と骨-
  • 0353東山北遺跡-鉄製品-
  • 0247東山南遺跡-把手付椀-
  • 0414鍋弦塚と『東山の碑』
  • 0016岩清水遺跡-古式須恵器-

昭和34年当時の銚子塚古墳/maizou-bnk/images/38477170895.jpg

(写真)左:昭和58年撮影の銚子塚古墳右:現在の銚子塚古墳

国指定史跡銚子塚古墳-ちょうしづかこふん-

銚子塚古墳は、約1600年前に造られた東日本最大級の権力者のお墓です。上から見ると、円(後円部)と縦長の台形(前方部)を組み合わせたような形をしていて、前方後円墳(ぜんぽうこうえんふん)と呼ばれています。前方部の先端の中央が少しだけ突き出て、剣先状になっているのも、この古墳の特徴です。墳丘(ふんきゅう)の周りには溝があり、これを周濠(しゅうごう)といいます。周濠は、墳丘を一周するもので、15~20mの幅があります。

銚子塚古墳の大きさ

全長169m

後円部直径92m、後円部高さ15m

前方部幅68m、前方部高さ8.5m

銚子塚古墳と木

銚子塚古墳は、現在のように整備される前は、桑畑や梅畑など果樹園が広がっており、整備された現在とはだいぶ違う景観をしていました。(写真:左)現在は整備も進み、24年前の写真に写っているクヌギも、古墳の頂上で大きく育ちました。(写真:右)銚子塚古墳には他にも木が育っています。頂上(後円部)に登ると、前方部の方向(考古博物館の方向)を向いて左側に4本の木があります。一番右側がクルミの木、他はクヌギです。右側にはエノキが大きく育っています。

現在までに墳丘は芝を貼り、散策しやすいように新しい案内板・解説板・総合案内板設置などの環境整備を行いました。また、木もランドマークとして、時には夏の日差しをよけ、見学される方が涼をとることができるように、いくつか残されました。

 自然のチカラ

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(写真)カミナリが落ちたクヌギの木

今年は、異常気象の影響で突然の豪雨とカミナリで、山梨県内も長い時間停電するなど各地で被害が出た夏でした。9月7日(日曜日)の豪雨とカミナリで銚子塚古墳にカミナリが落ちたという連絡があり確認に行きました。頂上にある1本のクヌギが被害にあっていました。枝の先から根元まで、木の皮をはがされたようになっていました。このような状態になっても、この木は生き続けることができるそうです。今年この木に実るドングリが心配ですが、他にも公園内のクヌギなどのドングリがたくさん実りはじめています。秋がもうすぐそこまで来ていますね。

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