トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0158平野遺跡
ページID:8059更新日:2016年2月1日
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富士川町の遺跡
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平野遺跡は、甲府盆地の北西部、富士川町(旧増穂町)に所在し、山沿いのゆるやかな斜面、標高315m~350m地点に位置します。森林総合研究所の建設に伴って、1991年に発掘調査が行われました。 焼失住居跡上の写真は、平野遺跡から発見された焼失住居跡です。焼失住居は、弥生時代後期後半に多く見られます。平野遺跡から発掘された竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)25軒中、12軒から焼けた土や炭化材、壁面や床面などに焼けた跡が見られました。住居跡の広い範囲から焼けた土や炭化材が見られ、9号住居跡では、北西隅から木材を組み合わせた状況が確認できる炭化材が出土しました。
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