トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0201美通遺跡
ページID:26159更新日:2017年6月16日
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都留市の遺跡
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美通遺跡について美通遺跡(みとおし・いせき)は、都留市井倉の都留バイパス建設予定地に位置しています。7月上旬から約半年間の予定で本格的な発掘調査が行われています。 発掘調査のようすと遺物の出土状況
8月7日現在、遺跡北部の調査区で調査を進めています。
下の写真のような縄文土器片が多数出土しています。また矢じりも複数出土しています。なお、「矢じり」というのは、貫通力増大のために、矢の先端に付けた金具のことをいいますが、縄文時代では、まだ金属が無く、黒曜石などの石で作られています。 縄文土器(およそ3,500年前) 矢じり
土坑(どこう)とは人間が土を掘りくぼめてできたと考えられる穴です。8月7日現在までに、23基が見つかっています。
写真のような集石が5基確認されました。これらの大きさ、用途は現在調査中です。なお写真の石は、つい先日(8月6日)土の中から姿をあらわしました。6基目の集石となるのでしょうか?調査が進む中で明らかになるかと思います。 発掘体験セミナーの開催美通遺跡では、次の日程で「発掘体験セミナー」が開催されました。
概要「縄文時代・中世の集落跡の発掘調査体験」 日時第5回8月19日(水曜日)午前10時~12時(終了しました) 第6回8月19日(水曜日)午後1時30分~3時30分(終了しました)
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