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ページID:46311更新日:2015年9月24日
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発掘体験セミナー【遺跡担当者から遺跡の概要と、遺跡の掘り方を熱心に聞いている様子】 平成24年7月14日(土曜日)の午前に、『第1回発掘体験セミナー』を開催しました。 発掘体験の他にも火起こし体験、古代米試食をおこないました。 同日午後から、『第1回体験してみよう!!古代の生活スタイル』を開催しました。 こちらは発掘体験と拓本(土器の文様を写し取る)体験をおこないました。 1日中、薄曇りでかなり蒸し熱い中、みなさん集中して一生懸命になっていました。
【写真左:舞ぎりで火起こしを体験。写真右:火起こしで起こした火種を使って、古代米を炊きました。】
【写真左:大きな土器片が見つかり、慎重に掘っています。写真右:溝状遺構から遺物が多く見つかりました。】 今年は山梨県埋蔵文化財センター開所30周年記念ということもあり、発掘体験が終わると古代米の試食をおこないました。 みなさん、自分たちで起こした火から炊いた古代米ですので、感動も加わり「おいしいかった!。」とご好評をいただきました。 また火起こし体験で、1番~3番目に早く火を起こせた参加者には『勾玉(まがたま)』もプレゼントしました。
【写真左:古代米試食風景。写真右:火起こしが早くできた1~3位の方に、豪華(?)賞品の勾玉を当センター所長から授与】
体験してみよう!!古代の生活スタイル午後からは『体験してみよう!!古代の生活スタイル』です。『体験してみよう!!古代の生活スタイル』は発掘体験や土器作りなど第1回~第4回までの体験すべて参加した小・中学生の方には修了証をお渡しするイベントです。
【写真左:平安時代の住居跡を発掘している様子。 写真右:竹串が刺してあるのは、大きい土器片。小さい土器片は青いカゴの中に入れる】
【写真左:拓本する土器片に合わせて画仙紙を切る様子。写真右:水で画仙紙をぬらして、土器片と密着させ、墨を打って、拓本作成中。】
拓本とは、立体的な文様のついた土器片に、画仙紙をぬらせて土器片と密着させ、乾燥後に墨を打つことで、文様の凹凸を画仙紙に写し取る作業のことを言います。こうすることで、三次元の情報を二次元で表現し、伝えることができます。これら拓本は、私たち埋蔵文化財センターの職員も発掘をしたものを報告書に掲載するために、実際にやる作業です。 参加者の方には、ラミネートで補強した拓本を「栞(しおり)」にして記念品としてお渡しいたしました。 自分で拓本した栞に喜ぶ子ども達を見て、私たちも元気をもらいました。 遺跡名上コブケ遺跡D区(かみこぶけいせきでぃーく) 時代縄文・古墳・奈良・平安 所在地山梨市南地区内 関連トピックス
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