ヘボン式ローマ字
パスポートの発給とその管理を迅速かつ正確に行うためには、一定のルールを設ける必要があり、氏名の表記は「ヘボン式ローマ字」が原則です。
ヘボン式ローマ字綴方表(PDF:28KB)
ヘボン式ローマ字表記の留意点
撥音(はつおん)の表記
「ン」で表す撥音は「N」で表記する。
〔例〕本田ホンダ→HONDA
ただし、B、M、Pの前では、「ン」は「M」で表記する。
〔例〕南部ナンブ→NAMBU本間ホンマ→HOMMA三瓶サンペイ→SAMPEI
促音(そくおん)の表記
「っ」で表す促音は子音を重ねて表記する。
〔例〕吉川キッカワ→KIKKAWA
ただし、チ(CHI)、チャ(CHA)、チュ(CHU)、チョ(CHO)の前には「T」を加える。
〔例〕発地ホッチ→HOTCHI八丁ハッチョウ→HATCHO
長音の表記
「O」や「U」で表す長音は原則として表記しない。
〔例〕太田オオタ→OTA斉藤サイトウ→SAITO陽子ヨウコ→YOKO
ヘボン式ローマ字によらない氏名表記
- 外国籍の方と婚姻されたり、両親のいずれかが外国籍であるなど、ヘボン式ローマ字によらない表記を希望する場合は、各旅券取扱窓口にご相談ください。(申請に必要な書類のほかに、綴りを確認できる書類が必要になる場合もあります。)
- 長音の表記に「OH」などを希望される場合も同様にご相談ください。
- 姓についてヘボン式ローマ字によらない表記を希望する場合は、ご家族で綴りが異なることがないよう十分お気をつけください。
- 一度ローマ字の綴りを決定すると以後の変更はできません。