富士山において登山者など位置情報把握に向けた研究を実施しています！

改定版富士山ハザードマップにより、富士山噴火による被害想定が大きく変わりました。
噴火など緊急時においては、登山者などの位置情報をリアルタイムに把握した上で危険地域にいる方々に必要な情報を伝達し、適切に避難していただくことが何より重要となります。
県では、去る令和３年６⽉３⽇に国⽴大学法⼈東京大学大学院工学系研究科・工学部と、富士山火山防災対策等の推進に向けた連携・協⼒に係る協定を締結したところであり、今回、同大学（工学系研究科︓中尾研究室）と連携して、富士山登山者の⼈流データの把握、分析に係る研究を実施しています。

富士山五合目以上に⼈流センサーを設置し、データ収集・分析による研究を実施。
【 実施期間 】 〜 令和３年10 ⽉1 ⽇ まで
【 設置場所 】 五合目管理センター、吉⽥登山道、吉⽥下山道 計26 台
【 ⼈流センサー 】 スマートフォンの微量な電波を捉え、個⼈を特定せずに、そのセンサー前を通過した⼈数をリアルタイムに確認することが可能。