令和7年度山梨県の部局別成果を公表します
山梨県では、「県民一人ひとりが豊かさを実感できるやまなし」実現に向けて全庁挙げて施策の推進に取り組んでいます。
このたび、令和7年度の取り組みの成果を、部局別に取りまとめましたので、公表します。
「県民所得の向上」「地域経済の強靱化」「富士山登山での危険な弾丸登山の根絶」など、山梨の未来を見据え、さまざまな施策や取組に積極的に挑戦しています。本年度の成果をどうぞご覧ください。
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令和7年度の取り組みの成果(PDF:311KB)
主な成果
人口減少危機対策本部事務局・高度政策推進局・総合県民支援局・新価値・地域創造局・総務部・防災局・福祉保健部・森林環境部・産業政策部・観光文化・スポーツ部・農政部・県土整備部・企業局・教育委員会
日本創生に向けた人口戦略フォーラムinやまなしを開催
- 関東10都県の知事に加え、経済・産業界の代表者、若者・女性の参画を得て、人口減少という喫緊の課題を克服するための方策について議論した。当日は、約700名が参加し、実施後アンケートでは参加者の約9割以上が「満足」と回答するなど、極めて高い評価を得た。
政策の企画立案、高度化を推進。先進的な制度も創設へ
- 各部局が取り組む政策(県境地域の空き家活用、独居老人対策、峡東・峡南地域における物流インフラ構築など)の高度化をサポート。とりわけ、保険適用外の不妊治療への支援を必要とする県民の声やニーズを自ら収集・分析し、総合県民支援局と連携しながら、全国でも先進的な県独自の助成制度を創設。
最低賃金の引き上げ・賃金水準の引き上げに向けた取組
- 物価高騰に苦しむ県民の生活を守り、本県の将来を担う人材の定着・確保に向けて、最低賃金の引き上げを含む賃金水準の引き上げに向けた取組を県が先頭に立って実施。
- R7.8 知事から山梨労働局長に対して最低賃金の地域間格差是正を要請
- R7.9 労働局長との面談(R7最賃決定過程)
- R7.9~ 企業への支援策の強化
- R7.11~ データに基づく最低賃金議論の土壌となる県内企業実態調査の実施
- R7.11,12 最低賃金決定方法改善について国へ要望
- R8.1 知事と経済団体代表者との対談
- R8.1 政労使会議に知事が出席し、最低賃金を含む賃上げに向けた意見交換
インドとの経済的実益を産み出す交流の実現
- R7.8.7 山梨県インド友好交流協会設立
- R8.2.16 日印友好交流促進知事ネットワーク設立
- R8.2.26 インド・ウッタル・プラデーシュ州 ヨギ州首相来県
山梨型地域連携と小規模自治体支援(業務の共同処理システム)
南部地域(峡南)
令和6年度に設置した「人口減少下における峡南地域の行政の在り方検討WG」について、業務ごとに更なる検討を進めるために分科会を設置
- ハラスメント外部相談窓口の共同設置に係る分科会(3回開催)
⇒峡南地域の3自治体でハラスメント外部相談窓口の共同設置(R8~)
⇒峡南地域の5自治体で令和8年度に統一マニュアルの作成や共同処理体制の検討を行い、令和9年度以降に共同処理の開始を目指すことを合意
東部地域
令和6年度に設置した「人口減少下における市町村行政の在り方勉強会」で議論した事務・事業の1つである「共同採用試験」について担当者会議を新たに設置(2回開催)
⇒県内初となる東部地域3市3村合同での共同採用試験を実施(R8~)
富士山火山対策における避難の質の向上
降灰対策
富士山噴火時に、住民が、大規模降灰から命を守る適切な避難行動をとれるようにするための基準づくりに係る研究の実施。
- 国の補助事業により、建物の降灰に対する耐力検証調査、宝永噴火で埋もれた家屋の被害状況調査を実施し、科学的な評価に基づく避難判断基準を検討
県民向け啓発活動
- 火山防災の日に合わせて吉田の火祭りに出展(普及啓発グッズの作成、配付) 来訪者:約1,000人
- 県内報道機関主催の防災・減災フェスに出展(普及啓発グッズの作成、配付) 来訪者:約500人
- 県民の日(富士吉田会場)での火山降灰歩行体験実施 来訪者:約100人
全国メディアで発信された取り組みも多く、パブリシティ効果を得た。
アドバンスト・エッセンシャルワーカー育成に向けた検討
- 医療・介護職員が高度な専門性を持ち、テクノロジーやデータを現場に実装して生産性向上とサービスの質の向上を牽引する「アドバンスト・エッセンシャルワーカー」育成に向け、同概念の提唱者である法政大学経営大学院・山田久教授を会議に招き検討を開始した。
明野処分場の早期廃止を表明
- 昨年度、専門家による調査検討委員会で科学的根拠に基づき水質予測等を行った結果、仮に浸出水が処理されないまま放流されたとしても生活環境への影響がないことが確認された。一方、浸出水の処理などに年間約1億円を要し、赤字が県民負担として増加している状況。これらを踏まえ、廃棄物処理法に基づく処分場としてはできる限り早期に廃止することを表明した。
スリーアップ好循環の推進/やまなしキャリアアップ・ユニバーシティの運営
- 令和7年5月から開始した「豊かさ共創スリーアップ実践企業認証制度」については、令和7年度中の目標である1,000社を上回り、令和8年3月末時点で2,103社が認証されるなど、スリーアップを実践する企業が着実に増加。
- また、スキルアップの拠点である「やまなしキャリアアップ・ユニバーシティ」では、令和7年度開講の19講座のうち14講座が定員を超え、全体の充足率も96%に達するなど、働き手の学び直しへの需要が一段と高まっている。
- 更に、一部企業においては、受講した社員の成果を人事考課に反映する動きも進むなど、県内企業におけるスリーアップの浸透が着実に進展している。
富士山吉田口登山道における危険な弾丸登山を根絶
- 安全で快適な登山環境を構築するため、登山者コントロールの仕組みを更に強化。ゲート閉鎖時間の前倒しなどにより、危険な弾丸登山はほぼ根絶した。
農業生産額が33年ぶりに1,200億円を突破
- 令和6年の農業生産額は1,239億円8,000万円(対前年比106.2%)
- なかでも果樹は、769億8,200万円と、昭和29年の調査開始以来過去最高額
県土の強靱化をはじめとした社会資本整備予算の着実な確保
- 令和元年の国の強靱化予算発足後、昨年度同様の最大規模の予算を確保。
一般会計への繰出金の増額を決定
- 令和6年度電気事業会計の決算において、電力の安定供給と新たな売電契約により、収益の増額が見込まれることから、少人数教育を推進するためなど、一般会計への繰出金を令和7年度から14.5億円に増額し、更に上振れ分の10億円を追加で繰り出す。
不登校対策の推進
- 県内で活動するスクールソーシャルワーカーが地域・関係機関との連携の中心となる体制づくりの推進
(SSWの業務内容や必要な資質を広く周知し、志願者確保につなげるための養成研修を実施)
- フリースクール等で学ぶ児童生徒に、ICTを活用した課題解決型の学習機会を提供し、成果の検証実施
- フリースクール利用者の負担軽減をする助成制度の対象範囲の拡充