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ページID:69823更新日:2023年6月1日
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山梨県では、木造公共施設の建設等にFSC認証材を安定供給するための「やまなし提案型システム販売」と
未利用材の利用促進を図るための「やまなし支障木等活用型システム販売」の2種類のシステム販売を実施しています。
やまなし提案型システム販売は、FSC認証材である県有林材の需要拡大を目的に、県内外への効果的なPRにつながる企画提案に対して安定供給を図っていく販売方法です。
県有林は、明治44(1911)年に明治天皇より御下賜された恩賜林が基になっています。
平成15年(2003年)に公有林としては全国に先駆けて、国際的な森林認証制度であるFSC®森林管理認証を取得しました。(認証面積143,000ha、全国1位、国内認証面積の約3分の1)
県有林では、この制度が掲げる原則に基づき、環境や地域社会に配慮しつつ、経済的にも持続可能な責任ある森林管理を行っています。また、県有林から生産される木材は、認証取得事業者が流通・加工を行うことで「認証材製品」として販売できます。
FSC認証材は、国内外を問わずオリンピック競技場などに積極的に使われています。このことは国際的な課題である無秩序な森林伐採を牽制し、適切な森林管理を推進することにもつながります。
販売する木材の使用目的により各部門を設定しています。
詳細については、こちら(PDF:282KB)です。
画像:富士河口湖町HP
撮影:エビハラカズミ/GlassEye Inc.
これまで活用されてこなかった間伐残材や工事支障等の未利用材についても、木質バイオマス等へ活用が図られるよう安定供給していくことを目的とした販売方法です。
一般競争入札により年間の販売契約を結びます。
詳細については、こちら(PDF:194KB)です。