ページID:96124更新日:2021年10月13日
ここから本文です。
LPガスや酸素ガスなどの高圧ガスボンベは、使わなくなったら速やかに販売業者に返却することとなっております。しかし、返却せず長年放置した場合、保管状況によってはボンベの劣化により、思わぬ事故が起こることがあります。
令和2年8月16日に、南アルプス市内で長期にわたって使われずに倉庫に保管されていたヘリウムガスボンベが破裂し、倉庫の壁や隣接する家屋が破損する事故がありました。また、同じ場所で同様に破裂する危険性の高いヘリウムガスボンベが発見され、ボンベ撤去作業の際には、不測の事態に備え近隣住民に一時避難をしていただくなどの影響がありました。
このような事故を防ぐためにも、適切に高圧ガス容器を管理することが重要です。
使わなくなった高圧ガスボンベについては、放置せず、購入した販売店に連絡し引き取りを依頼しましょう。
販売店が不明な場合には、容器に記載してある所有者に連絡し、引き取りを依頼しましょう。
購入した販売店も容器の所有者も分からないときは、お近くの高圧ガス販売業者もしくは次の窓口に相談しましょう。
関東高圧ガス容器管理委員会山梨県支部(事務局:日東物産(株)電話:055-282-2141)
なお、高圧ガス容器は、日の当たる場所など温度が40度以上となる場所に保管すると、容器の中のガスが噴き出す危険性があるため、涼しい場所に保管しましょう。また、屋外に放置すると雨水等で容器が腐食し、破裂するおそれがあります。
(参考)容器の取り扱いについて(高圧ガス保安協会ホームページ)