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ページID:111696更新日:2024年3月29日
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障害者等も積極的に社会活動に参加・貢献していくことができる「共生社会」の形成に向けて、障害者の権利に関する条約に基づくインクルーシブ教育システム(障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み)の理念が重要であり、その構築のため、特別支援教育を着実に進めていく必要があります。
特別支援教育は、障害のある児童生徒等や特別な支援を必要とする児童生徒等の自立や社会参加に向けた主体的な取組を支援するという視点に立ち、一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善又は克服するため、適切な指導及び必要な支援を行うものです。
また、発達障害のある児童生徒等も含め、障害のある児童生徒等や特別な支援を必要とする児童生徒等が在籍する全ての学校において実施されるものです。
学習指導要領においても、各教科等の指導における障害のある児童生徒に対する学習活動を行う場合に生じる困難さに応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的、組織的に行うことが規定されています。
山梨県では、平成25年度から特別支援教育の推進に係る事業に取り組み、平成28年度以降は、現在の「インクルーシブ教育推進事業」に取り組んでいます。
(教室環境の整備、情報の精選、座席の工夫、予定の表示 等)
(やまなしスタンダード【特別支援教育版】の活用、授業の流れの提示、指示の工夫、ポイントを明確にすること、見える化、ICTの活用 等)
例 一日の予定確認
絵や文字での視覚的支援
1人1台端末を活用した「書くこと」の負担軽減、読み上げ機能の活用 等
各学校において実効性のある「校内支援体制」の確立を図るための点検ツールとしてご活用ください。
授業者と授業参加者が同じ視点で授業を見つめることで、その成果や課題をより具体的に把握・共有できるようにするためのものです。詳細については、リンクから参照してください。
山梨県教育委員会で作成した、特別支援教育に関するリーフレットやガイドブックを掲載しています。
特別支援教育コーディネーターハンドブック | 教職員のための入院児童生徒支援ガイド | 「サポートノート」&「「就学支援シート」活用ガイドブック | |
教職員のための『通級による指導』ガイドブック2 | 教職員のための『通級による指導』ガイドブック | 授業支援ガイドブック | 学校間連携ガイドブック |
障害者就労サポートブック | 気になる生徒の支援ガイドブック | 特別支援学級担任・通級指導教室担当者ハンドブック |
「個別の教育支援計画」は、保護者を含めた教育、医療、福祉、保健、労働等の関係機関が、子どもの状況や教育的支援の目標・内容等の情報を共有し、適切な指導と必要な支援を行うためのツールです。
「個別の教育支援計画」を作成し活用することにより、関係機関との連携が深まり、多くの人々との関わりの中で子どもの生活が充実することが期待されます。