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ページID:41556更新日:2024年5月31日
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県指定 天然記念物 |
ひむろじんじゃのおおすぎ / 昭和48年7月12日指定 / 富士川町平林鷲尾山3334 / 氷室神社
氷室神社境内に存在するスギの巨樹は本神社の御神木として古くから世に知られている。氷室神社は明治以降のものであるが、神社の裏側のスギの巨樹は鷹尾寺、明王寺時代に由来するもので、樹齢1200年に達すると伝えられている。規模は下位地面からの目通り幹囲8.4m、樹高約40mである。 |
県指定 天然記念物 |
いちのせくわ / 昭和51年2月23日指定 / 市川三郷町上野23 / 個人
クワは雌雄異株で、その品種は1000種にもおよび、その分類は複雑である。それらの中でも一瀬益吉が努力の結果、品種改良したと言われているイチノセグワは、葉質、収量ともに抜群で、全国の養蚕業者のために貢献した功績は極めて大きいものがあった。一瀬氏宅前の桑畑にはイチノセグワの赤木、青木の二形質のものが植栽されていて、この両株は全国へ普及したものの原木であるという。 |
県指定 天然記念物 |
しびれのりょうめんひのき / 昭55年9月18日指定 / 市川三郷町山家字大明神3607 / 四尾連区
四尾連湖の南に子安神社があり、拝殿に近い小丘の傾斜地に老若二株のリョウメンヒノキの大木がある。老樹の規模は高地面で根廻り7.5m、1.1mでの幹囲6.3m、樹高28mに達し、ヒノキを含めても県下一の巨樹である。若木の規模は高地面で根廻り6.6m、目通り幹囲4.6m、樹高27mである。
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県指定 天然記念物 |
うわとじんじゃのこつぶがや / 平成3年5月30日指定 / 市川三郷町上野2767 / 表門神社
コブツガヤは名前のとおり種子が1.5~2.0cmと小さい点に特色がある。表門神社のコブツガヤの規模は目通り幹囲2.2m、樹高19.5mである。 |
県指定 天然記念物 |
やくおうじのおはつきいちょう / 平成4年3月5日指定 / 市川三郷町上野199-1 / 薬王寺
オハツキイチョウの雄株は県内でも珍しく、本樹はそのうちの1株である。薬王寺の境内の南西部に立っており、規模は幹囲3.83m、樹高18.0mである。 |
県指定 天然記念物 |
やながわのいぬがやぐん / 平成6年11月7日指定 / 富士川町柳川字神ノ前2037 / 柳川区
樹種はイヌガヤ科のイヌガヤである。約40本が群生している。このうち最大のものは幹囲0.9m、樹高7.0mである。 |
県指定 天然記念物 |
ゆしまのおおすぎ / 昭和33年6月19日指定 / 早川町湯島字上の山1048 / 山王神社
本樹は本県のスギの巨樹として著しいものである。伝説では、今より1200年前の天平勝宝年間に里人が紀州熊野より苗を2本移植し、男スギ、女スギと称して育てたものだという。そのうち本樹は男スギであるという。惜しいことに女スギと言い伝えられたスギは枯死してしまった。規模は幹囲10.8m、樹高は約50mに達する。 |
県指定 天然記念物 |
しちめんさんのおおとちのき / 昭和34年2月9日指定 / 早川町栃原山834 / 久遠寺
樹種はトチノキ科のトチノキで、伝説によると、日蓮上人の高弟日朗上人の手植えと言われる。もしこれが真実であれば樹齢は600年以上となるが、いずれにしろ相当の老齢巨樹である。規模は根廻り8.0m、地上1.5mの幹囲7.0m、樹高25mである。 |
県指定 天然記念物 |
しちめんさんのおおいちい / 昭和34年2月9日指定 / 早川町栃原山 県有林内 / 山梨県
本樹は日蓮宗七面山奥の院の御神木となっていて、本県におけるイチイの巨樹として第一のものである。本樹は標高約1500mのところにある。規模は根廻り11.6m、地上1.5mの幹囲6.4m、樹高21.5mである。 |
県指定 天然記念物 |
きょうがしまのめおとすぎ / 平成2年6月28日指定 / 早川町京ヶ島612 / 八幡日吉神社
社の前に2本のスギの大木が立っており、地元の人々は夫婦スギと呼んでいる。2本の木の間はおよそ5m位である。男スギと呼んでいる方は西に向いた斜面に立っている。規模は上地面よりの幹囲7.23m、樹高38.5mである。女スギは男スギの東で平らなところに立っていて、規模は幹囲6.77m、樹高40.5mである。 |