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獣医師

獣医師(衛生)

業務内容

衛生分野の獣医師職は、主に公衆衛生の向上に関わる業務を担当します。
食品衛生、食肉衛生、動物愛護管理のほか、人の感染症対策業務に携わることもあります。
①食品衛生・生活衛生・動物愛護管理等(保健所)
②食肉検査(食肉衛生検査所)
③動物愛護管理(動物愛護指導センター)
④試験検査(衛生環境研究所)
⑤本庁業務(衛生薬務課、感染症対策センター)

やりがい

公衆衛生獣医師としての専門知識や技術を活かし、食の安全確保や食中毒対策、動物の適正飼養の推進など県民の暮らしに密接した仕事を行うことに、使命感と誇りを持っています。

  • 主な配属先

    衛生薬務課、食肉衛生検査所、動物愛護指導センター、衛生環境研究所、保健所(衛生課)

  • 異動について

    採用直後は出先機関に配属となることがほとんどですが、通常2~4年毎に異動があります。

獣医師(農政)

業務内容

専門知識と技術を生かして畜産振興及び家畜衛生に関する幅広い業務を行っており、本県における安全・安心な畜産物の生産を支えています。具体的に家畜保健衛生所では、家畜伝染病の予防対策、農場の衛生指導、家畜疾病の病性鑑定、獣医事や動物用医薬品の販売許可などの業務を行っています。畜産酪農技術センターでは県独自の銘柄食肉の開発、家畜の改良増殖・飼養管理技術、飼料作物の品種改良・栽培技術等の試験研究に取り組んでいます。本庁の畜産課ではこれら業務等の施策の企画・立案、予算編成、国等との連携調整を行っています。

業務は畜産業への寄与にとどまらず、安全・安心な畜産物の生産に携わるため、県民の食生活や健康増進に貢献できる、やりがいと使命感のある仕事です。近年は、豚熱や高病原性鳥インフルエンザなど致死率が高く、緊急性を要する家畜伝染病が全国的に発生しており、発生予防やまん延防止に畜産行政分野における獣医師の役割はますます重要となっています。家畜の保健衛生・伝染病の防疫、試験研究、畜産の振興や一般行政などの幅広い業務に従事できるのも魅力の一つです。様々な職場や業務をとおして、幅広く知識と技術を習得し、スキルアップしていくことができます。

  • 主な配属先

    畜産課、家畜保健衛生所(笛吹市、韮崎市)、畜産酪農技術センター(中央市、北杜市)

  • 異動について

    基本的には2~3年の間隔で異動することになります。家畜保健衛生所、畜産酪農技術センターでは必要な技術や知識を学び、自身のスキルを磨くことができます。また、若手職員のキャリアアップを図るため、原則として、技師・主任の在職中に一度は本庁に配属し、一般行政を経験してもらう方針です。