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ページID:114994更新日:2024年8月7日
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人の健康に重大な被害が生じる暑さが予測された場合に発表させる熱中症特別警戒アラートの運用が開始されました。
熱中症特別警戒アラートが発表された場合には、市町村が指定したクーリングシェルターが開放されます。
気候変動の影響により極端な高温のリスクも高まっているため、熱中症警戒アラートの一段上の熱中症特別警戒アラートが導入されました。
広域的に過去に例のない危険な暑さなどが予想され、人々の健康に係る重大な被害が生じる可能性がある場合に発表されます。
県内において、全ての暑さ指数情報提供地点における、翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35に達する場合
気温、湿度、輻射熱(日差し等)、風等からなる熱中症の危険性を示す指標です。「環境省熱中症予防情報サイト」で確認できます。
県内10カ所:大泉、韮崎、甲府、勝沼、大月、古関、切石、河口湖、山中、南部
前日午前10時頃時点における翌日の予測値で判断し、前日午後2時頃に発表
国、県のウェブサイトでの公表、報道発表、防災無線等により発信されます。
また、環境省では予防情報サイトや発信サービスにより情報提供を行います。
<環境省情報提供>
環境省熱中症予防情報サイトにおける、熱中症警戒アラート及び暑さ指数の掲載
個人向けメール配信サービスによる、熱中症警戒アラート及び暑さ指数の配信
「環境省」LINE公式アカウントによる、熱中症警戒アラート及び暑さ指数の配信
具体的には、全ての方が自ら涼しい環境で過ごすとともに、高齢者、乳幼児等の熱中症にかかりやすい方の周りの方は、熱中症にかかりやすい方が室内等のエアコン等により涼しい環境で過ごせているか確認してください。
また、校長や経営者、イベント主催者等の管理者は、全ての人が熱中症対策を徹底できているか確認し、徹底できていない場合は、運動、外出、イベント等の中止、延期、変更(リモートワークへの変更を含む。)等を判断してください。
今まで普段心掛けていただいている熱中症予防行動と同様の対応では不十分な可能性がありますので、今一度気を引き締めていただいた上で、準備や対応が必要です。
熱中症対策としては、涼しい環境への避難が大切であるため、市町村が事前に指定を行っているクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)が開放されます。
自宅にエアコンがない場合等、涼しい環境が確保できない場合は、クーリングシェルターへ移動してください。
甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、笛吹市、上野原市、甲州市、中央市
市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町、昭和町、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村
県福祉保健部健康増進課では、「熱中症ゼロへ(日本気象協会)」を含む、熱中症の注意喚起に関する各種取り組みを紹介しております。
救急相談窓口「救急安心センターやまなし」では、応急手当の方法や救急車の要請の必要性などを助言します。♯7119を積極的に活用してください。