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ページID:104894更新日:2022年6月28日
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戸開走行保護装置とは、エレベーターのドアが開いたまま走行した場合に、そのことを検知して直ちに緊急停止させる装置です。利用者が乗場のドアの枠とかごの間に挟まれる事故を防ぎ、利用者の安全を守ります。
平成18年6月に東京都港区の共同住宅で発生した高校生の死亡事故を受け、建築基準法が改正(平成20年9月19日公布、平成21年9月28日施行)され、エレベーターを設置する際には、戸開走行保護装置の設置が義務付けられました。
しかし、法改正前に設置されたエレベーターには、設置義務が無いため、戸開走行保護装置が設置されていないものが多くあり、戸開走行が原因の事故はいまだ発生している状況です。
戸開走行保護装置の設置されていないエレベーターの所有者・管理者の皆様には、事故防止のため、戸開走行保護装置の設置をご検討くださいますようお願いいたします。
※参考:国土交通省HP
保守点検業者との契約内容により、保守点検の方法が異なります。
フルメンテナンス契約によらない場合は、交換期限の到来する部品の点検・交換を行うための業務を別途委託する必要があります。
所有者・管理者の皆様には、契約内容を確認のうえ、適正な維持管理をお願いします。
※点検の契約方式について詳細な内容はこちら(PDF:127KB)(国土交通省)
一般社団法人日本エレベーター協会のホームページに、「エスカレーターを安全、快適にご利用いただくために」が掲載されていますので、参考にしていただきますようお願いします。
これまでに発生したエレベーター及びエスカレーターの事故情報については、国土交通省ホームページで公開されていますので、事故防止等、安全管理の参考としていただきますようお願いします。