ページID:112884更新日:2024年4月8日

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やまなし誰でもウォーキングサッカー教室     実施報告

令和5年度オレンジリボンキャンペーンの一環として、「誰でも」楽しめるウォーキングサッカーを楽しみながら、大人も子どもも「誰でも」持っている権利について学ぶイベントを実施しました。

 

開催日時:2024年3月20日(水・祝)14時~16時45分insta_banner

開催場所:県立甲府西高校 体育館

参加者:山梨県在住の親子(子ども16名、大人17名)

主  催:山梨県

協賛:(一社)生命保険協会山梨県協会

協力:(一社)日本ウォーキングサッカー協会

(Japan Walking Football Association JWFA)

イベントのリーフレット(PDF:622KB)

プログラム:

1 「歩くこと」ことからやってみよう ~ 歩き方の練習・基礎編

ウォーキングサッカー協会による指導の下、音楽に合わせて体を動かしながらウォーミングアップしました。

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2 誰もが持っている権利について考えるワーク ~「けんりの木」を作成

「みんなには、どんな権利がある?」という問いかけに対し、参加者みんなで色紙の葉っぱに、思いつくまま、いろいろな権利を書き込みました。それを壁に貼られた「けんりの木」に貼り付けたことで、木は大きく育ち、参加者はさまざま権利があることに気づくことができました。

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3  ボールを使ったコミュニケーションづくり  パス練習・筋トレなど

参加者が4つのチームに分かれて、サッカーボールをパスしながら自己紹介をしました。これから一緒のチームでプレーする仲間として親睦を深めました。

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4 権利を侵害する「暴力」について考えるワーク

暴力を受けた時の気持ちにはどんなものがあるのか、みんなで書き出しました。この作業をすることで、殴る、蹴るだけでなく、言葉や、しぐさも暴力になることに気づきました。また、暴力を受けると、様々な気持ちになり、暴力は身体だけではなく、心も傷つけてしまうこともわかりました。

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5 子どもたちが持っている特別な3つの権利を具体的に考えるワーク

ここでは、サッカーをする4つのチームに別れ、チームごとにワークをしました。

「どんな時、安心? 誰といると安心?」いう問いかけに対し、おとなも子どもも思いつく言葉を模造紙に書き出しました。「自信」「自由」についても同じように書き出す作業をしました。できるだけたくさんの言葉を書いて、その数をチームごとに競いました。

そして、安心・自信・自由が奪われそうになった時、自分で何ができるかを考え、その結果「嫌だ」と言う、逃げる、大人に話す・相談する、という方法があることを学びました。

「嫌だ」と言うことや「逃げる」ことができなくても、できない人が悪いのではないこと、必ず身近な大人に相談することが子どもたちに伝えられました。       

大人には、子どもが話してくれたら、「話してくれてありがとう」「あなたの話を信じるよ」「あなたは悪くないよ」などを伝えることが大切だという講義がありました。

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6 いよいよ「ウォーキングサッカー」のミニゲーム ~4チームの総当たり戦

走らない・人と接触をしない・優しいパスをするというルールの下、みんなでボールを追いかけました。

ウォーキングサッカー協会の方が指導と審判をしてくれ、コート2面を使って、4チームが総当たりで3ゲームづつ行いました。みんな大きな声をかけて、おとなも子ども元気に歩き回り、いい汗をかきました。

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7 表彰式

サッカーの結果だけでなく、ワークで出した言葉の数も集計した上で順位を出し、表彰を行いました。

子どもたちからは「楽しかった」という声が多くあがり、大人からも「年齢も性別も関係なく、みんなでできるのが良かったです」という感想がありました。

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最後に、子どもの権利についてふくろう先生が教えてくれる動画を見て、ヤングケアラーについて考える時間を持ちました。感想を聞くと、「小さい子が大人の世話をしたりするのがヤングケアラーだとお母さんに教えてもらった。周りにはいないけど、もしいたら手伝ってあげる」(小学2年生)との声がありました。

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★イベント開催中に子どもの権利相談室「やまなしスマイル」の相談ブースを設置しました。

マスコットキャラクラーのメルちゃん、テルちゃんのぬいぐるみを見に子どもたちが集まってきました。

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当日の動画

当日の様子をTikTokで動画で紹介しています。ぜひご覧ください。

【山梨県公式】山梨コネクトヤングケアラー

 

ウォーキングサッカーとは?

名前の通り「歩いて行うサッカー」の総称です。走行は禁止ですが、早歩きはOK。

相手にプレーさせることが基本です。接触禁止、スライディング禁止、ヘディング禁止で、自分からボールを取りに行かず、距離をおいて駆け引きします。相手の前に立つだけにして、ボールが離れている時にパスカットなどを狙います。

年齢、性別、障害の有無など問わず誰もが楽しめるスポーツで、健康増進や仲間作りに役立つため、世界各国に広がりつつあります。

詳しくは(一社)日本ウォーキングサッカー協会をご参照ください。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県子育て支援局子ども福祉課 
住所:〒400-8501 甲府市丸の内1-6-1
電話番号:055(223)1457   ファクス番号:055(223)1509

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