ページID:122910更新日:2025年12月25日

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チャレンジ博物館第10回「火起こし器を作って火を起こそう」

県立考古博物館では、月に1回程度、小・中学生の親子を対象としたものづくり教室「チャレンジ博物館」を開催しています。

今回のテーマは「火起こし器づくりと火起こし体験」。古代の人々がどのようにして火を手に入れ、生活に活かしていたのかを学びながら、実際に火を起こす体験にチャレンジします。

画像:火起こし器の制作例
弓ぎり式火起こし器の制作例
左:火きり棒の軸受けと火きり棒
中央:火きり板、右:弓
画像を拡大(JPG:564KB)

画像:火起こしの様子
弓ぎり式火起こし器による火起こし体験の様子
画像を拡大(JPG:614KB)

火は、料理や暖房、照明など、私たちの暮らしに欠かせない存在です。現代ではライターやマッチなどで簡単に火を起こせますが、太古の人々にとって火を得ることは大変な工夫と努力を要するものでした。火起こしの技術が発明される以前は、落雷や山火事、火山活動など自然に発生した火を利用していたと考えられています。やがて、人々は木と木をこすり合わせることで摩擦熱を生み出し、火を起こす方法を発見しました。

画像:火起こしの様子
火起こしの様子
弓に巻き付けた火きり棒を、軸受けでしっかりと固定します。弓を前後に動かすことで火きり棒が高速回転し、火きり板との摩擦によって熱が生じます。この摩擦熱を利用して火種を作り出します。

画像:火種
火起こし器で作った火種
火きり棒と火きり板の摩擦によって削れた木の粉に熱が伝わることで、火種ができます。火種をほぐした麻などの燃えやすい素材に移し、息を吹きかけて酸素を送り込むと火が起こります。

今回の教室では、古代の火起こし文化について学習した後、「弓ぎり式」と呼ばれる火起こし器を自分で作り、その火起こし器を使って実際に火を起こす体験をしていただきます。

皆様のご参加をお待ちしております。

ものづくり教室のご案内

画像:チャレンジ博物館第10回のご案内

開催日時

令和8年1月25日(日曜日)午前9時30分~12時30分

会場

風土記の丘研修センター(甲府市下向山町1271)

会場は考古博物館ではありません。会場への経路は地図(GoogleMaps)を参考にご来場ください。なお、考古博物館と風土記の丘研修センターを結ぶ曽根丘陵公園内の道路は管理道につき、一般の車両は通行できません。(徒歩での通行は可能です)

対象・定員

・中学生の子どもとその保護者・16組

持ち物・服装

タオル

活動しやすく汚れてもよい服装でご参加ください。また、インフルエンザ・新型コロナウイルス等の感染症予防のため、マスクの着用を推奨いたします。

参加費

無料

お申し込み方法

参加には事前にお申し込みが必要です。

風土記の丘研修センターへお電話またはご来館の上、お申し込みください。

令和7年12月25日(木曜日)~令和8年1月15日(木曜日)の間、お申し込みを承ります。

お申し込みが定員を超えた場合、抽選にて参加者を決定させていただきます。なお、抽選結果の通知は令和8年1月16日(金曜日)までに、当選者への連絡をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。(お申し込みが定員に満たなかった場合は先着順にて追加募集いたします)

お申し込み・お問い合わせ

風土記の丘研修センター(考古博物館付属施設)

電話:055-266-5286FAX:055-266-5287

受付時間:午前8時30分~午後5時

休館日:月曜日(令和8年1月12日は開館)、12月30日(火曜日)~令和8年1月3日(土曜日)、13日(火曜日)~18日(日曜日)

12月30日~令和8年1月3日の間は年末年始の休館となります。また、1月13日(火曜日)~18日(日曜日)の間は、館内整備等により休館いたします。休館中は大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解・ご了承くださいますようお願いいたします。

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部考古博物館 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3881   ファクス番号:055(266)3882

ものづくり教室のお申し込み・お問い合わせは、考古博物館付属施設・風土記の丘研修センター(電話:055-266-5286)にて承ります。

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