ページID:57970更新日:2019年11月21日
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『中央道』:高井戸~河口湖間と大月JCT~小牧JCT間
『名神高速』:小牧~西宮間と大山崎JCT~久御山淀間
昭和42年12月15日 | 調布IC~八王子IC(富士吉田線) |
昭和44年3月17日 | 相模湖IC~河口湖IC(富士吉田線) |
昭和51年12月19日 | 韮崎IC~小淵沢IC(西宮線) |
昭和52年12月20日 | 大月JCT~勝沼IC(西宮線) |
昭和55年3月26日 | 甲府昭和IC~韮崎IC(西宮線) |
昭和56年3月30日 | 小淵沢IC~伊那北IC(西宮線) |
昭和57年9月20日 | 大月IC~大月JCT(富士吉田線)[大月JCTのフル化による] |
昭和57年11月10日 | 勝沼IC~甲府昭和IC(西宮線) |
昭和61年8月28日 | 富士五湖道路接続に伴う延伸(富士吉田線) |
平成13年3月24日 | 上野原IC~談合坂SA(富士吉田線)改築(2車線→3車線) |
平成15年3月16日 | 談合坂SA~大月JCT(富士吉田線)改築(2車線→3車線) |
中央自動車道は、東西の都市圏を結ぶ交通の大動脈であり、昭和57年の全線開通後、沿線に様々な恩恵をもたらしてきました。
山梨県においても、多くの企業が立地するとともに、観光客数も大幅に増加するなど、本県は中央道とともに発展してきました。
一方、全線開通以降、深刻な渋滞が常態化したことから、本県や沿線自治体等の働きかけにより、平成15年3月に上野原ICから大月ICまでの間が6車線化されるなど、これまで様々な対策が講じられてきました。
しかしながら、現在でも、小仏トンネル付近等で休日を中心に著しい渋滞が残っており、経済活動に加え物流や観光等、多岐にわたる分野に大きな影響を与えています。
これにより、本県では、企業立地の競争力の低下や、特産のブドウやモモをはじめとした農産物を新鮮なうちに首都圏の消費者に届ける際の支障ともなっています。
観光面でも、富士山が世界文化遺産となり、そのすばらしさが全世界に知らされるとともに、本県の観光資源へも注目が集まっているにもかかわらず、中央道の渋滞が、本県への旅行を躊躇させています。
現在、首都圏の高速道路網は、圏央道により東名高速から東関東道までが結ばれ、外環道についても着実に整備が進んでおり、また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控え、高速道路の円滑な交通の確保が、今後、より一層重要となります。
高速道路のネットワークとしての機能をより効果的に発揮させるためにも、中央道の渋滞箇所への一刻も早い対策が必要です。
上野原IC付近の渋滞状況
対策個所 |
状況 |
NEXCO中日本HP |
相模湖付近(下り線) | 事業許可(平成29年3月31日) | 八王子-相模湖(付加車線下り)の進捗状況 |
調布付近(上り線) | 運用開始(平成27年12月25日) | 渋滞対策運用開始(プレスリリース) |
小仏トンネル付近(上り線) | 事業許可(平成27年8月5日) | 八王子-相模湖(付加車線上り)の進捗状況 |
八王子ジャンクション | 運用開始(平成29年12月20日) | 渋滞対策運用開始(プレスリリース) |
山梨県は『山梨県高速道路整備促進期成同盟会』にて、中部横断自動車道の建設促進及び中央自動車道の渋滞解消・機能増進のための拡幅・改良等の促進並びにスマートインターチェンジ・追加インターチェンジの整備促進について取り組んでいます。
会長:山梨県知事
構成団体:山梨県、県内27市町村及び賛同する団体等
山梨県は『中央自動車道渋滞対策促進協議会』にて、中央自動車道の小仏トンネル付近や調布付近をはじめとする上野原インターチェンジ以東の深刻な渋滞箇所への抜本的・効果的な対策の促進について取り組んでいます。
会長:山梨県知事
構成団体:東京都、神奈川県、山梨県、長野県、相模原市及び賛同する116市区町村
山梨県は『中部縦貫・北陸関東広域道路建設促進同盟会』にて、慢性的な渋滞が著しい中央自動車道上野原インターチェンジ以東の改築の促進について取り組んでいます。
会長:石川県知事
構成団体:長野県、富山県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県及び賛同する33市町村