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ページID:66230更新日:2017年6月13日
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索引 あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
石垣の内部に積まれる小石のこと。15cm前後の大きさのものを栗石(くりいし)と呼ぶ。雨水の水圧で石垣が崩壊するのを防ぐため、石垣内部の排水を効率的に行うことを目的に積まれており、石垣内部に浸透した雨水はこの栗石同士の隙間を流れて、石垣下から排出される。その他石垣の変動を吸収する目的も持っている。
甲府城跡稲荷櫓周辺石垣の解体時に露出した裏栗石。地下水集中部分の排水性を上げるために裏栗石を拡幅している様子がわかる。
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