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ページID:71726更新日:2017年5月16日
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あ行か行さ行た行な行は行ま行や行ら行わ行 |
埴輪は、弥生時代後期(今から約1,800年前)に吉備(きび:岡山県)地方の墓に供えられた大きな土器から変化したもので、やがて畿内(きない:奈良県・京都府南部・大阪府・兵庫県南東部)に影響を与え、初期の前方後円(方)墳の墳丘に立てられるようになりました。墳丘や埋葬施設を取り囲むように立てられていることから、聖域を区画するとともに、巨大な古墳を演出する装飾的な役割があったと考えられています。 下の写真のように壺が大型化した形状の埴輪を壺形埴輪と呼んでいます。
銚子塚古墳(甲府市下曽根町)から出土した壺形埴輪
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