トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0006十五所遺跡

ページID:4566更新日:2017年5月19日

ここから本文です。

埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0006十五所遺跡

南アルプス市の遺跡

0006十五所遺跡-方形周溝墓-
0010大師東丹保遺跡-網代-
0108大師東丹保遺跡-遺跡から発見された地震のツメ跡-
0149大師東丹保遺跡-木製品-
0200大師東丹保遺跡-出土した種子は何?-
0259大師東丹保遺跡-下駄-
0287大師東丹保遺跡-扇子の骨組-
0357大師東丹保遺跡-洪水に埋もれた中期古墳-
0392大師東丹保遺跡-地震痕のある遺跡-
0017二本柳遺跡-木棺墓-
0122二本柳遺跡-福寿院跡-
0164二本柳遺跡出土の擂鉢-
0276二本柳遺跡-火きり臼-
0023宮沢中村遺跡-昆虫・網代-
0051仲田遺跡-田んぼ-
0052百々遺跡-八稜鏡-
0065百々遺跡-錘-
0066百々遺跡-馬の骨-
0101百々遺跡-洪水の跡-
0136百々遺跡-浄瓶-
0172百々遺跡-平安時代の住居跡-
0269百々遺跡-黒色土器-
0274百々遺跡-古代のウシ・ウマ-
0077善応寺遺跡-祭祀の水場-
0081油田遺跡-田んぼと木製品-
0144油田遺跡-木製竪杵-
0231油田遺跡-体験学習用の復元品-
0084堤防遺跡No.23-堤防の内部-
0409釜無川堤防跡遺跡-
0105石橋北屋敷遺跡-道路跡・区画溝-
0106村前東A遺跡-パレススタイルの壺-
0241村前東A遺跡-手焙形土器-
0250村前東A遺跡-住居跡-
0286村前東A遺跡-S字甕-
0139宮沢中村遺跡-茶碗の焼継ぎ-
0163大塚遺跡-約1,700年前の家の跡-
0168新居道下遺跡の住居跡-
0216長田口遺跡の鏡片-
0340向河原遺跡-水田跡と杭列-

十五所遺跡〔じゅうごしょいせき〕

十五所遺跡は、弥生時代後期から古墳時代前期にかけてのムラの遺跡です。一般国道52号(甲西バイパス)改築工事及び中部横断自動車道建設工事により平成6年度から8年度の3年間にわたって発掘調査が実施されました。

この地域は砂利土で、遺跡発見が困難と言われていましたが、住居跡や甲府盆地西部で初めての方形周溝墓群(18基、弥生時代後期)が見つかりました。この時代、この地域で立派なお墓がたくさんできたことは、社会にゆとりができたということを示しています。

 

所在地:南アルプス市(旧中巨摩郡櫛形町)十五所および吉田

 

時代:弥生時代、古墳時代、平安時代

 

報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第158集[1999年3月発行]

他に概報(第104集、第113集、第128集)もあります

 

調査機関:山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター

十五所全景2

[写真]方形周溝墓群(遠景)

細い帯状の溝は、方形周溝墓の形状の確認が困難な遺跡のため、調査のために掘ったものです。

出土した遺物

十五所遺跡出土土器2

[写真]十五所遺跡出土の壺形土器

写真一番左のような円形貼付文や縄文が付いている壺が出土しました。遺物は、方形周溝墓の溝から多く出土しています。方形溝周墓にまつられたこのような壺は、この後の古墳時代の壺形埴輪につながると考えられています。

この他にも十五所遺跡で出土した遺物を、山梨県立考古博物館の常設展示で見ることができます。

 

次の遺跡トピックスへ遺跡トピックス一覧へ一つ前の遺跡トピックスへ

山梨県埋蔵文化財センタートップへ

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop