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ページID:4391更新日:2017年3月8日
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甲州市の遺跡
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一ノ坪遺跡は縄文時代前期・中期および平安時代末の集落遺跡です。県営塩山熊野団地建設のため、平成7年(1995年)に発掘調査がおこなわれました。
所在地:甲州市塩山熊野(旧塩山市) 時代:縄文時代前期・中期、平安時代末 報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第114集1997年(平成9年)刊 調査機関:山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター 遺構のようす 住居址 作業風景 出土した遺物一ノ坪遺跡から出土した埋甕〔うめがめ〕は、縄文時代中期の曽利式〔そりしき〕土器です。 曽利式→宮の前遺跡
底に意図的に穴があけられていたため底部穿孔埋甕〔ていぶせんこううめがめ〕と呼ばれており、乳幼児の埋葬施設と考えられています。
この埋甕は県立考古博物館の常設展で見ることができます。
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