トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0020四ツ塚古墳群

ページID:4415更新日:2017年5月8日

ここから本文です。

埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0020四ツ塚古墳群

笛吹市の遺跡

0014経塚古墳-復元古墳-
0217経塚古墳-内部構造-
0251経塚古墳-石室の石積み-
0280経塚古墳-列石-
0396経塚古墳-八角形の意味-
0019桂野遺跡-石皿・磨石-
0100桂野遺跡-陥し穴-
0111桂野遺跡-前期土偶-
0262桂野遺跡-縄文時代前期の住居跡-
0265桂野遺跡-土器に描かれた物語-
0020四ツ塚古墳群-玉類-
0235四ツ塚古墳群-装身具-
0022狐原遺跡-墨書土器-
0059平林2号墳-副葬品-
0079平林2号墳-青銅鏡-
0102平林2号墳-ガラス玉-
0202平林2号墳-馬具類や装身具類-
0240平林2号墳-勾玉-
0337平林2号墳-勾玉-
0081身洗沢遺跡-田んぼと木製品-
0230身洗沢遺跡-プラント・オパール-
0339身洗沢遺跡-農具の今と昔-
0125水口遺跡-柄鏡形敷石住居跡(1号住居跡)-
0355水口遺跡-敷石住居跡(3号住居跡)-
0135花鳥山遺跡-エゴマ種子塊-
0194花鳥山遺跡-縄文時代の食生活を知る遺物-
0199花鳥山遺跡-世界最大級の縄文土器?-
0406花鳥山遺跡-耳飾り-
0145竜安寺川西遺跡-発掘調査速報-
0155竜安寺川西遺跡-発掘調査速報2-
0165竜安寺川西遺跡-発掘調査速報3-
0179竜安寺川西遺跡-ミニチュア土器-
0147境川中丸遺跡-発掘調査速報-
0157境川中丸遺跡-発掘調査速報-
0181境川中丸遺跡-S字状口縁台付甕-
0148一の沢遺跡-縄文時代中期の住居-
0293一の沢西遺跡-ヒトをモチーフにした土器-
0307一の沢遺跡-縄文土器-
0350一の沢遺跡-みんなで応援しよう!「ミュージアムキャラクターアワード2012」のいっちゃん-
0150稲山遺跡-発掘調査速報-
0160稲山遺跡-発掘調査速報2-
0170稲山遺跡-発掘調査速報3-
0209稲山遺跡-常滑甕-
0229稲山遺跡-すり鉢-
0288稲山遺跡-かわらけ-
0151三光遺跡-発掘調査速報-
0166三光遺跡-発掘調査速報5-
0171三光遺跡-発掘調査速報6-
0186三光遺跡-耳飾り他-
0173二之宮遺跡-食材をふかす道具-
0284二之宮遺跡-置きカマド-
0219亀甲塚古墳-盤龍鏡-
0264亀甲塚古墳-碧玉製管玉-
0234御坂中丸遺跡-縄文時代早期-
0275馬乗山2号墳-甲府盆地最後の前方後円墳-
0331地耕免遺跡-斎串と馬の歯-
0354中丸東遺跡-縄文時代前期の土器と古墳時代の住居跡-
0356石橋条里制遺構-古代の土地区画整理-
0371太鼓畑遺跡-調査概要-
0382六ッ長遺跡-調査概要-

四ツ塚古墳群[よつづかこふんぐん]

四ツ塚古墳群は、金川の左岸に所在する古墳時代後期(今から1,400~1,300年ほど前)の群集墳です。昭和55年度に中央自動車道一宮御坂インターチェンジの建設及び、平成7年度に金川の森公園建設にともない発掘調査が行われました。この調査で全部で27基の古墳の内容が明らかになりました。

第24・25号墳写真:上が24号墳・下が25号墳

所在地:笛吹市一宮町国分

 

時代:古墳時代後期・奈良・平安時代

 

報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第11集1985(昭和60年3月31日)刊

山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第162集1999年(平成7年3月30日)刊

 

調査機関:山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター

出土した遺物

第26号墳出土玉類第26号墳出土玉類

第26号墳出土刀装具第26号墳出土刀の部品

上の写真は第26号墳から出土した玉類です。玉類は権力を周囲に誇示するために、ネックレスやブレスレッドなどとして使われていたと考えられます。写真一番上に位置するのが勾玉ですが、調査時にはすでに下半分が失われていました。2段目は水晶製の切子玉です。水晶の原石が六角形であるのを上手に生かして作られています。3~5段目はガラス製の玉です。第26号墳では、大きさの違う2種類が確認されました。

 

下の写真は、上の写真と同じ古墳から出土した刀の部品の一つと考えられます。どちらも鉄製です。左側の遺物の表面には、一定間隔で細い穴があけられ、糸状の金属が埋め込まれていました。

現在のすがた

四ツ塚第24~第27号墳は、金川の森公園内に保存されています。このうち第24号墳は石室の底面や壁面などを観察することができます。また第23号墳は、地中に埋設保存、第25~第27号墳は墳丘が復元されています。また古墳端部には植栽が施されており、当時の古墳の大きさや様子をうかがうことができます。

 

次の遺跡トピックスへ遺跡トピックス一覧へ一つ前の遺跡トピックスへ

山梨県埋蔵文化財センタートップへ

 

このページに関するお問い合わせ先

山梨県観光文化・スポーツ部埋蔵文化財センター 
住所:〒400-1508 甲府市下曽根町923
電話番号:055(266)3016   ファクス番号:055(266)3882

このページを見た人はこんなページも見ています

県の取り組み

pagetop