トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0020四ツ塚古墳群
ページID:4415更新日:2017年5月8日
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四ツ塚古墳群[よつづかこふんぐん]四ツ塚古墳群は、金川の左岸に所在する古墳時代後期(今から1,400~1,300年ほど前)の群集墳です。昭和55年度に中央自動車道一宮御坂インターチェンジの建設及び、平成7年度に金川の森公園建設にともない発掘調査が行われました。この調査で全部で27基の古墳の内容が明らかになりました。 写真:上が24号墳・下が25号墳 所在地:笛吹市一宮町国分
時代:古墳時代後期・奈良・平安時代
報告書:山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第11集1985(昭和60年3月31日)刊 山梨県埋蔵文化財センター調査報告書第162集1999年(平成7年3月30日)刊
調査機関:山梨県教育委員会山梨県埋蔵文化財センター 出土した遺物第26号墳出土玉類 第26号墳出土刀の部品 上の写真は第26号墳から出土した玉類です。玉類は権力を周囲に誇示するために、ネックレスやブレスレッドなどとして使われていたと考えられます。写真一番上に位置するのが勾玉ですが、調査時にはすでに下半分が失われていました。2段目は水晶製の切子玉です。水晶の原石が六角形であるのを上手に生かして作られています。3~5段目はガラス製の玉です。第26号墳では、大きさの違う2種類が確認されました。
下の写真は、上の写真と同じ古墳から出土した刀の部品の一つと考えられます。どちらも鉄製です。左側の遺物の表面には、一定間隔で細い穴があけられ、糸状の金属が埋め込まれていました。 現在のすがた四ツ塚第24~第27号墳は、金川の森公園内に保存されています。このうち第24号墳は石室の底面や壁面などを観察することができます。また第23号墳は、地中に埋設保存、第25~第27号墳は墳丘が復元されています。また古墳端部には植栽が施されており、当時の古墳の大きさや様子をうかがうことができます。
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