トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0028銚子塚古墳整備
ページID:4354更新日:2017年5月8日
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曽根丘陵公園の遺跡0028国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業1-0040国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業2-0045国指定史跡銚子塚古墳-保存修理事業3-0096国指定史跡銚子塚古墳-立柱-0103国指定史跡銚子塚古墳-木製品-0110国指定史跡銚子塚古墳-火きりんぼう-0159国指定史跡銚子塚古墳-木-0318国指定史跡銚子塚古墳-鼉龍鏡-0335国指定史跡銚子塚古墳-立柱2-0374国指定史跡銚子塚古墳-壺形埴輪-0407国指定史跡銚子塚古墳-突出部と周濠区画帯-0391国指定史跡大丸山古墳-雪におおわれた前方後円墳-0126稲荷塚古墳-銀象眼大刀-03334月の中道古墳群-0388かんかん塚古墳-県内最古の馬具-0067立石遺跡-山梨最古の旧石器-0211上の平遺跡-方形周溝墓群-0299上の平遺跡-地震の痕跡-0097東山北遺跡-火打ち金-0192東山北遺跡-方形周構墓-0290東山北遺跡-ウマの歯と骨-0353東山北遺跡-鉄製品-0247東山南遺跡-把手付椀-0414鍋弦塚と『東山の碑』- |
4世紀後半に造られた銚子塚古墳は、全長が169mと県内でも最も大きなもので、東日本でも最大級の前方後円墳です。古墳の頂上には竪穴式石室という亡くなった人を埋葬する施設があり、その中から銅製の鏡、首飾りの勾玉、石で作った腕輪などがたくさん発見されました。また周溝部分からは重要な木製品が出土しています。 この古墳に葬られた人は、大和政権と深いつながりをもった甲斐国の王であったと考えられます。 所在地東八代郡中道町下曽根 時代古墳時代前期 報告書
調査機関山梨県教育委員会・山梨県埋蔵文化財センター
銚子塚古墳の整備の様子現在、銚子塚古墳の整備工事を進めています。整備内容は昭和58年度から62年度にかけて実施された第1次の整備事業の方針に従い、最新の発掘調査成果を盛り込んだものです。 具体的には、周溝内へ玉砂利を敷き(写真で灰色部分)、墳丘と周溝外へは盛土の上に芝貼り(写真で緑色部分)を行います。
平成16年度の発掘調査成果は、ちょうしづか新聞に詳しく紹介していますので、ご覧ください。 整備着手前の状態9月の芝は青々してきれいです。 排水溝の設置のための掘削大雨のときに出水することがありましたので、史跡の外周と周溝の中央に排水溝を設置します。排水溝を埋め込むための掘削深度は、これまで水田や畑で耕作されていた深さであり、古墳そのものや古墳時代の遺物に影響を与えない浅い範囲ですが、立会い確認をしながら慎重に進めています。 排水溝設置排水溝を設置し、周囲を埋め戻したところです。
寒さが増すとともに、空気が澄み、南アルプスがくっきり見える日が多くなりました。 |