トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0080玉川金山遺跡
ページID:4545更新日:2017年6月9日
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都留市の遺跡
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玉川金山遺跡とは?玉川金山遺跡は都留市玉川字上ノ原にある遺跡で平成16年度から調査を開始し、縄文早期、古代、中世~近世の遺構や遺物が見つかっており、今年度は5区と6区の調査を行いました。
土坑墓とは?今回6区1面から近世(江戸時代)のお墓が見つかりました。このお墓は土坑墓といい、簡単な穴を掘って遺体を埋葬するもので、形状は長方形・楕円形・正方形などがあり、中世・近世では最も一般的なお墓です。今回見つかったものは、南北方向に長い長楕円形で長軸が1.6メートル、短軸が0.7メートルありました。 出土した人骨と副葬品この土坑墓からは2体の人骨が出土しました。上層から出土した頭骨については、この頭骨は向いている方向が不自然なため、後から埋葬されたものであると考えられます。
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