トップ > 組織案内 > 県教育委員会の組織(課室等) > 埋蔵文化財センター_遺跡トピックスNo.0295甲府城跡
ページID:38192更新日:2017年6月5日
ここから本文です。
県指定史跡甲府城跡一覧
|
平成2年から行われた県指定史跡甲府城跡の発掘調査では、金箔瓦や桐紋瓦など織豊系城郭として築城された根拠となる出土品がたくさん出土しました。 特に特徴的なのは、人質曲輪から出土した鯱瓦です。部分的に欠損していますが、胴体や口部分は金箔や朱で装飾され、豊臣時代を象徴する資料として評価されています。 その他、鬼瓦など各時代の特徴を持った出土品も多く出土しています。 現在復元中の鉄門も、このような出土品から時代性などを考慮のうえ選定し、準備を進めています。 さて、夏休み期間中、甲府城では鉄門復元事業に関連した展示会を実施します。 会場には、甲府城最古の絵図や懐かしい古写真などが展示されます(複写)。 展示会を機に、鉄門復元整備事業や甲府城跡に親しみや関心を持っていただければと思います。 また、夏季自由研究等の材料としてもご覧ください。 期間平成23年7月20日~8月31日[月曜日は休館] ※見学会は8月20日のみ 時間午前9時から午後4時30分(入場は午後4時まで) 会場県指定史跡甲府城跡稲荷櫓(舞鶴城公園) 共催山梨県埋蔵文化財センター、山梨県立考古博物館 協力県土整備部営繕課、中北建設事務所、長田組土木・フカサワJV 主題『ひらけ!玉手箱』~甲府城の今むかし!?絵図と写真でタイムスリップ!~ 見どころ (1)稲荷櫓1階では、時代が違う4枚の絵図を比較展示し、郷土 甲府の町並みの変遷を見てください。昨年度、都内で発見さ れた最古の甲府城(城下町)絵図も初公開(複写)します。 (2)稲荷櫓2階では、明治から昭和初期の甲府城下町の様子を 古写真で紹介します。 特別イベント鉄門工事現場見学会 実施日:8月20日(土曜日) 午前10時鉄門集合です ※1回のみです 鉄門の材料や大工道具、木材加工技術が ご覧いただけます。 会場配布資料を片手に、城内や城下の散策にもお出掛けください。
ご注意 ※甲府城跡には駐車場がありませんので、公共交通機関をご利用ください。 ※城下町を散策される場合には、交通ルールを守り、事故などにご注意ください。 ※大変暑い時期ですので、無理をせず十分な熱中症対策のうえ、お出掛けください。
※このイベントは終了しました。
|